295.親子パーム新登場 (2003/12/28)

(当雑記は実在の製品の紹介や予告をするものではありません。)


今の社会は、本当に大切なものを忘れかけているのではないでしょうか?便利さを追求するあまり、古来のすばらしいものを失いかけてはいないでしょうか?


PalmOnでは、劇場映画「ファインディング・ニモ」のヒットを受けて、親子の絆をテーマにした企画型限定商品を発表いたします。その名も、「親子パーム マーリン&ニモ」です。


あの「ファインディング・ニモ」の感動が、あなたの手のひらにもう一度よみがえるでしょう。


古来、親子と言えば「親子電球」「親子どんぶり」として親しまれ、親子の絆は私たちの生活には無くてはならないものでありました。しかし、現代生活においてはその貴重な伝統が失われかけています。


そこでパームの世界にも、親子の絆の大切さをテーマにした新製品を企画いたしました。この新しいパームの提案は、きっとあなたに親子の絆の大切さを思い出させてくれることでしょう。


「親子パーム マーリン&ニモ」は、2台セットでのみ販売されます。親であるマーリン子であるニモを一緒に使うことによって、親子の絆の大切さを実感することが出来るように設計されております。


では、その数ある特徴の中からいくつかをご紹介してみましょう。


今までにない際立つカラー


マーリン&ニモのカラーは、1種類のみ。オレンジと白のストライプに親子の絆の大切さを表現しました。これまでのパームにないカラーリングに、きっとあなたは感動することでしょう。


マーリン&ニモの最適化されたサイズ


親子が一緒にいるときほど、ほのぼのとした雰囲気のものはありませんマーリン&ニモは、そのサイズに徹底的にこだわりました。付属のクレードルはイソギンチャクをかたどっており、マーリンとニモを同時に搭載する事が出来ます。その姿は、イソギンチャクに戯れるマーリン&ニモの映画にそっくりで、思わず涙がこぼれる愛らしさです。


ニモにパーム初の非対称アプリケーションボタンを採用


これまで、4つのアプリケーションの大きさを統一して参りましたが、より小型のニモには、右側に小さいボタンを配しました。これによりこれまでいろいろなボタンを押しまくらなければ、希望のアプリケーションを立ち上げられなかった方でも、一発で間違えることなく起動することが出来るようになります。また小さめのボタンのかわいらしさは格別で、その押しにくさにもこだわりを感じていただけるでしょう。


パーム初のオートシンク「親思う心に勝る親心とやら機能」搭載


これぞ親子パームの真骨頂!親子の絆を最も感じさせる新機能です。マーリンとニモを近づけるだけで自動的にホットシンクを開始し、2台のパームで同期を自動的に取ることが出来ます。これによって常に親子で同じ情報を共有しているという安心感が生まれ、親子の絆が一層強くなっていくのです。


子の非行防止クレードル同梱


もちろん充電はこれまで通りクレードルで行いますが、親のマーリンが一緒でなければ子のニモだけでの充電は出来ないように設計されています。これにより、子のニモが勝手に充電して非行に走ったりすることを防ぎ、また親のマーリンの威厳を保つことが出来ます。


さて新製品「親子パーム マーリン&ニモ」の紹介をしてまいりましたが、実際の利用は個人で親子のパームを使い分ける事も可能ですし、本当に親子で一つずつ使って絆を確かめることも可能です。


御好評頂いた場合は、夫婦バージョン、恋人バージョン、友人バージョン、兄弟姉妹バージョン、親分子分バージョンと続々と発表の予定です。劇場映画「ファインディング・ニモ」に感動された方は、新商品「親子パーム マーリン&ニモ」を是非ご購入ください。


親子パームから始まる冒険、信頼、そして親子の絆。PalmOnの親子パームで新しいパームライフを始めてみませんか?

294.ニモと水族館 (2003/12/27)

(292の雑記の続きです。)


これからしばらくの間は、ファインディング・ニモの旅を続けなければならないと思っていたのですが、あっさり見つけてしまいました。


大阪で2週間に渡って散々さがしたニモのゲームを、三重県津市のトイザラスで発見し手に入れることが出来ました。あるところにはあると言うことで、あるエリアを探して無い時には別のエリアを探せと言うのは、ベイブレードの時に学習したはずだったのですが、クリスマスシーズンの慌ただしさの中ですっかり忘れておりました。


まあ映画の人気がゲームの品薄状態を引き起こしたと言うことですが、映画の人気に便乗しようとしているのはゲームソフトばかりではありません。


「かくれくまのみ」という可愛らしいキャラクターの登場を、水族館が見逃さなかったようです。鳥羽市にある鳥羽水族館は、大規模な水槽を持つ本格的な水族館の一つですが、今ファインディング・ニモ」をテーマにした熱帯魚の特別展示を行っています。


元々この水族館には別の種類の「くまのみ」はいますが、「かくれくまのみ」はいなかったようです。そこで入り口近くの特設水槽に「かくれくまのみ」を始め、ディズニー映画に登場するいろいろな種類の熱帯魚を展示しています。


水槽の横には、映画で出てくる熱帯魚がパネルで紹介されており、実際の写真と映画の中でのキャラクターの絵が並べて展示されています。


少し前のテレビ番組でも紹介されていたようですが、鳥羽水族館のパネルにも「かくれくまのみ」の生態に関する説明がありました。「かくれくまのみ」は、種を保存するために必ず雄・雌一対になるように、未成熟な個体は性が決まっていないそうです。群の中の雌が死滅すると、未成熟な個体の中から必ず雌が現れるというのです。


そうすると、父親のマーリンは当然雄ですから、新しく生まれた子供のニモは雌になって行く筈なのですが、映画の中のニモはどう見ても男の子のようなのです。


それともひょっとしてニモは雌なのでしょうか?映画の中での生物学的な設定に疑問が残るところです。


しかし水族館でイソギンチャクに戯れる大小の「かくれくまのみ」を見ていると、本当に映画のひとこまを見ているようでした。映画を見て熱帯魚のかわいらしさを再発見された方は、久しぶりに水族館を訪れるのも楽しいのではないでしょうか?

293.クリスマスプレゼントと返品 (2003/12/25)

さて、日本でもクリスマスプレゼントで右往左往している訳ですが、当然USなどでもプレゼント選びには大変な労力を要しているようです。


USでは子供や若い人ばかりでなく、全ての家族がお互いに複数個のプレゼントをやり取りしますから、その数も相当なものになります。


ウォールマートのような大規模店では、サンクスギビングが終わると同時にクリスマス商戦がスタートします。夫向けには趣味の大工道具を、妻向けには趣味のケーキ作り機を贈ったりすることが多いようです。


勿論、人それぞれで欲しいものが違うでしょうから、日本と同じようにきれいな洋服やバッグがプレゼントとして選ばれる事もあるでしょう。しかし、日本に比べると装飾品より実質的な物で、普段買えない贅沢な物を贈る事が多いような気がします。


当然、趣味性があって普段から欲しいと思っていた物にはこだわりがありますから、家族が選んだ物が本人の希望していた物と違っている場合があります。そこで返品が必要になってきます。


返品自体は普段から珍しいことではありませんから、たとえ家族からもらったプレゼントであっても気兼ね無しに返品をします。贈った方もわきまえていますから、返品されても不満はないようです。


それなら最初から欲しい物を聞いてから買えば良いのにと思いますが、それではクリスマスの日に驚かすことが出来ません。"Surprise"もプレゼントのうちと言うことなのでしょう。


結局クリスマスの翌日から、店には返品の為の長蛇の列が出来ることになります。たいてい店の方でも、返品の為のレジを特別に設けていることが多いようです。


そこで"Refund"か"Change"をしてもらい、晴れて本当に欲しかった物を手に入れることが出来るのです。何か面倒くさいことをしているなと思いますが、その過程をまた楽しんでいるのでしょう。


クリスマス・バーゲンがクリスマス直後から始まりますが、クリスマス用品の売れ残りなどが破格の値段で売りに出され、また新たな買い物に走り回るのです。(アメリカ人て本当に買い物が好きですね、日本人もだけど。)

292.ファインディング・ニモ (2003/12/25)

クリスマスイブの梅田は、プレゼントやケーキを買う人でごった返していました。


阪神百貨店の地下食料品売場では、「ここが列の最後尾」の札を持った店員の方があちこちにいて、行列がとぐろを巻いています。たくさん列が出来ているので、一体どの列が何の売場につながっているのか見当も付きません。


列の前の方に行って何を売っているのかを確認しようとしても、ショーケースの周りを2重ほど列が取り囲んでいますから、やはり何を売っているのか分からないのです。デパートもかき入れ時とばかりに、店員総動員で必死で案内をしていました。


さて、おもちゃ売場に行けばどこもこれまたどえらい行列になっており、ヨドバシカメラのおもちゃ売場はレジに並ぶ列が長く伸びています。


テレビゲーム売場では子供のプレゼントを買いに来た勤め帰りのお父さんが、頼まれていたゲームが売る切れているため、携帯電話で家にいるお母さんと相談しています。いや、なかなか大変ですね。


などと他人をねぎらっている場合ではありません。私も同じように血眼になってゲームを探し回っているのです。


そうです、「ファインディング・ニモ」。「ニモを探せ!」とはそのままです。昨日の晩は、ヨドバシカメラ→キティランド→阪急百貨店→阪神百貨店→ホワイティ→大丸→ソフマップと巡り回って最後におまけにトイザラスまで行って、結局年内はどこも入荷無しとのこと。


本当に途中で、海亀の背中に乗りたくなってしまいました。


だけど考えようによっては、街中にこれ程多くのサンタクロースがいると言うことは、何と平和なことでしょう!


(ファインディング・ニモの旅はまだまだ続く、、、)

291.冬至とパームウェア (2003/12/24)

毎年年末のあわただしい時にやってくるものですから、知らない間に過ぎていることも多いのですが、ご近所からゆずを頂いていたのが冬至が近かったためだとようやく気付きました。22日が冬至で、23日が天皇誕生日、24日がクリスマスイブと、毎年のように年末にせわしなく過ぎて行きます。


冬至、春分、夏至、秋分はもちろん地球の公転によって起こる天文学的現象ですが、それ以上に四季の節目として生活に密着したものとなっています。


一年中で一番昼の時間が短い日ですから、これからは日一日と長くなって行くのですが、では一番短い昼の時間はいったい何時間ぐらいあるのでしょう?


この質問に答えを出す最適なプログラムが、私が愛用する"Earth&Sun"です。緯度と経度をセットしておけば、その日の日の出日の入り日照時間などが世界地図とともに表示されます。


地図には、太陽の光が当たっているところが表示されますから、世界中で今どこに日があったっているか一目瞭然です。どこに日があったっているかと言うことは世界中の時間が判ると言うことですから、世界時計としての利用が可能です。


地図上の任意の位置をタップすれば、当地の時間や日の出、日の入り時間が表示される上に、緯度や経度も表示されます。又、任意の2地点の距離を測ることもできます。


世界時計としての利用が中心ですが、暇な時は今日の日の出がいつかなどを見ていると、日の長さが分かり少しばかり季節感を味わうことができます。


まだインストールされていない方は、お試しになられては如何でしょうか?