697.palm centroの日本語化 (2009/07/08)

centro日本語化をどうするか2週間ほど思案していたのですが、JaponPOBoxを採用することに決定。二日間かけて設定を行いました。


テーマは、「失敗しないで如何に楽にやり遂げるか」


今やpalm preの日本語化が話題にのぼっているぐらいですから、すでにcentroの日本語化に関してはいろいろなサイトで報告されていて、さしたる問題もなく完了するものと予想しておりました。


ところが、参照サイトへのリンク切れがあったり情報が少し古くなっていたりして、枯れた製品であるが故の難しさもあり、多少アレンジをしながら作業する必要がありました。


まず、現状のPalmDeskTopではUSB接続ができないことを確認した後、centroに付属のCDからPalmDeskTop
6.2.2をインストール。USB接続でHotSyncができることと、これまでのデータが日本語で表示されることを確認しました。


メニューが英語のままですが、他のWindowsソフトでもよくあることですし、本文が日本語で問題なく表示できているようでしたので、PalmDeskTopはcentroオリジナルのままで行くことにいたしました。


その後、centro本体にJaponPOBoxをインストール。Palm本体へのインストールが、こんなに簡単であったということに改めて感心しながら、Japonに関しては2つのファイルをインストールしあっさりと完了。すぐにcentroで日本語の表示が可能になりました。


POBoxは、4つのファイルをインストールするだけで特に問題はなく、多少使い方がわからないところは残っていましたが、それはそのうちに慣れると期待して完了。その後辞書に関していくつかのコメントを読んで、固定辞書に大富豪辞書をインストールしてみました。


ここまでで基本的な日本語化は完了したので、Bluetoothを使ったHotSyncの設定を行いました。最初centroは安定して動作したのですが、PC側(Windows XP)での設定がよく分からず、何回かやり直した結果、うまくHotSyncすることができるようになりました。


その後は、PalmDeskTopでデータの修正を行っていたのですが、Addressを使って住所録の新規作成や変更ができないことを発見!最初はインストールを失敗したものと思ったのですが、Webを探してみるとどうもPalmDeskTop 6.2.2の固有の問題である様子。


その他やたらとデータの保存とHotSyncに時間がかかりますし、表示のデザインは一瞬目を疑うほど貧相です。


かなり完成度が低いと言わざるを得ませんが、これも仕様と諦めて気持ちよく使うことに決定! 「諦めは成功の母」とはよく言ったものです。(言ってない、言ってない!!)


PalmDeskTopには多少の不満はあるものの、palm centroの初期設定は見事に成功!(人間諦めが肝心ですな!)


久しぶりにPalmを持ち歩くことを考えるだけで興奮して震えが止まりません!! (実は設定作業で疲れて指先が震えているだけだったりして、、、)

696.再びPalmを手にする!(2009/07/07)

今日は七夕でございますね。織姫星と彦星が一年に一度だけ再会できるおめでたい日であります。


会社に来る時に駅前の商店街に七夕祭りの飾り付けがされていたのに気づきましたが、それぞれの風習に従った行事が日本各地で行われているようです。


一方、私のところにもやってきました。ついに4月上旬に注文していた palm centro が届いたのです。Palm機を手にするのは、ほぼ2年ぶりになります。


この2年間の間、いつか再会するであろうPalm機を待ちわびながら、せっせとPalmDeskTopのデータをひたすらメインテナンスしておりました。


一時は、このままPalmDeskTopだけで終わってしまうのではないかと思ったこともありました。あるいは、iPod TouchiPAQに乗り換えようかとも。しかし、PalmOSの使いやすさを忘れることができず、またPalm機を入手する機会をうかがっておったのです。


そうこうしているときにiPod Touchの人気を追いかけるように登場したのが "palm pre"。 なんとPalmOSと互換性がない新しいWebOSを採用しているというではありませんか! 


おちちしていると、PalmOS機を手に入れることができなくなるのではないかと、eXpansysで比較的安くなっていた"palm
centro"を4月の初めに注文していたのでした。


しかし、そこからが長かった!


「イギリスから香港の倉庫に輸送中」の状態のまま注文から2カ月が過ぎ、そろそろ忘れかけてきた頃に「香港から発送されました」のメール。


そして、ここからは早かった!


FedExの伝票番号をWebで確認するたびに刻々と荷物が近付いて来て、香港発送のメールが届いてから24時間で自宅に配達されたのでした。


確かにcentroは評判通りおしゃれでキュートであり、昔のPalm機のような如何にも米国製といった無骨さは、まったく感じられません。


最近の携帯電話はどれも華奢なボディーなので当然なのですが、手帳の代わりにPalmを使いこんできたこれまでのようなハードな使い方は、控えなければならないでしょう。


さてやっと届いたcentroですが、これを日本語化しなければならないと思うと少し億劫になってきました。 やはり、注文してから届くまでの期間が長すぎたから、熱が少し冷めてしまったというところでしょうか?


そこで、どのようにして日本語化するかを、しばし検討することにいたしました。

690.秋葉原効果 (2009/04/08)

これを秋葉原効果と呼ぶかどうかはさておきまして、オーダーしてしまいました。


palm centro


いやぁ、秋葉原で懐かしいPalmを眺めたからでしょうか。それらは名器として飾っておくのには良いのですが、今買ってバリバリに使い込もうとするにはやはり現行機種が良かろうと思ったのです。


しかし、そもそも現行機種がほとんど消えかかっている現状では、これが最後のチャンスになるかもしれません。評判のeXpansysを覗いてみると、palm centroのHKバージョンとUK Plugバージョンが売られているではありませんか!


それも1年前に比べると1万円近く安くなっています。円高の影響か、はたまたpalm
preの発売を控えているので、在庫一掃セールが始まりだしたか?


到着までに2~3週間かかるということでしたし、最近eXpansysのDeliveryに異変が起きているとのうわさもあり若干不安もありましたが、そこは秋葉原効果が背中を押してくれて「ポチっと」いってしまいました。


思えばPalm系サイトを名乗りながら、1年半以上もPalm機がないまま過ごしておりました。(えせサイト!)その間、いつかはPalm機を購入する時が来るだろうと、せっせとPalmDeskTopのメインテナンスを行っていたのでありました。


今やカレンダーのファイルサイズは1MBを超えてまいりました。この過去の日記帳を継承できるものはPalm OS以外にはありますまい!


確かに一時はiPod TouchがPDAとして使えるのではないかと検討したことはありました。しかし、Windows
Mobileがそうであるように、Palm OSと比べるとどうしても違和感があるのです。目指しているものが違うなと感じてしまうのです。


さて、予定では5月の連休前には届くようですので、連休中は日本語対応やセットアップに明け暮れそうです。


確かに今更palm centroを手に入れて喜ぶには遅すぎるきらいはありますが。久しぶりのPalm機に期待を膨らませ、こりゃ今からゴールデン・ウィークが楽しみだわぃ。(家族サービスも忘れるなよ!)

689.久しぶりの秋葉原 (2009/04/02)

単身赴任で横浜に住むようになって早9ヶ月が経とうとしております。たまに仕事で都心に出ることはあっても、オフィスへの往復だけでほとんど東京らしいところには行ったことがありません。


せっかく東京を目の前にしているのにお上りさんをしないままではいけないと、先週思い立って秋葉原に行ってみることにしました。


思えば前回秋葉原を訪れたのははるか昔、25年以上は経っているでしょうか。 最近の秋葉原は、電気街だけでなくさまざまなトレンドが入り混じっていると聞きますから、さぞかし大きく変貌していることでしょう。


ところが駅に降り立って電気街口から出てみると、昔とあまり変わらない雰囲気です。以前来たのがあまりにも昔のことなので、記憶に残っていなくて変化に気付かないのかもしれませんが、さすがにラジオ会館などが目の前に現れると懐かしさがこみあげてきます。


しかも中をのぞけば、相変わらず真空管やトランスを売っているではありませんか。ジャンクを売っている店やパソコンの部品を売っている店など、しばし時を忘れて歩き回っておりました。


確かにメイド服を着た女の子が客引きをしているのは以前にはなかったことですが、だからと言って電気店の半分がメイド喫茶になっているわけでありませんから、電気店街に花を添えるという感じであまり違和感を感じませんでした。


要するに秋葉原には若者の男性が好む店が集まってきているということで、若い女の子が集まる原宿と対称的であってもごく自然な流れなのでしょう。


最近は家電量販店にしか行かないので、本当のジャンク屋で売っているフラッシュメモリーの安さに驚きました。


パソコンとかゲーム機を扱う店が多いのは当然ですが、その中でオーディオを専門に扱っている店があったりすると、それは本格的であって面白いものです。


さて、Palmを探してみようと積んであった秋葉原マップで探してみると、PDAというカテゴリーのお店で目に付いたのはモバイルプラザだけでした。さっそく行ってみると、なかなかディープな雰囲気とディープな品ぞろえで、これまた小さいながらも見ごたえのある結構なお店でした。


まるでコレクションのように、m130m105Visor Platinumのスペシャルバージョンなど、よくこんな古い製品の新品があるものだと、買いたくなる衝動を抑えるのに必死でした。


歩き回ったのは2時間ばかりでしたが、秋葉原は面白かった。秋葉原はいつになっても秋葉原だと再認識したのでした。


ところで、すぐ近くに見えて気になったので交通博物館跡に行ってみました。高校生の時に訪れたのですが、巨大な鉄道模型に驚いた印象が残っておりました。


大宮に移転したとは聞いていたのですが、2006年5月までここにあったとのこと。私にとって、ここも秋葉原の思い出の一つだったことを改めて感じた次第です。

685.Palmの軌跡と新世代への期待 (2009/01/16)

新年が明けまして既に24分の1年が過ぎておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?


正月早々、auの携帯電話に音楽を取り込もうとしてau Music Portをウェブサイトからインストールしたのですが、作業が終わってから急にパソコンの調子がおかしくなり、その復旧に3が日を費やす派目になりました。


どうもウェブサイトからインストールしたのがまずかったようで、途中でハングしたりブルースクリーンになったりと、久しぶりに派手なトラブルに見舞われておりました。


そして今度はPalmDeskTopのファイルを書き出している途中でハングしてしまいファイルが破壊されるという、誠に悲惨な状況に陥っておりました。まあ、このように無事正月を過ごすことができ(どこが無事やねん!)、また新たな一年が始まったわけです。


2009年のニュースといえば、“Project Palm”の発刊(実際は昨年末ですが)と“Palm Pre”の発売予告でしょうか?


Palmのこれまでの軌跡を振り返りつつ新たなPalmに期待を寄せるという、正にPalm尽くしの年の始まりではありませんか!


聞くところによると、USではすべての店舗でPDAの販売を終了するとのこと。大処分セールでもあれば、一生分(2・3台もあれば充分か?)買い占めておきたいところです。


しかし、昨今の急速な景気後退で、国内の電子部品産業が大打撃を被っています。携帯電話も出荷数が激減しているようです。


なかなかこれまでのように新しい製品が出にくくなって来ている状況ではありますが、かえって一つの機器を大事に使い込んでいく楽しみがあるように思います。


さて、2009年はどのような年になりますでしょうか? まだしばらくこのサイトにお付き合いください。どうぞよろしくお願いいたします。