(292の雑記の続きです。)
これからしばらくの間は、ファインディング・ニモの旅を続けなければならないと思っていたのですが、あっさり見つけてしまいました。
大阪で2週間に渡って散々さがしたニモのゲームを、三重県津市のトイザラスで発見し手に入れることが出来ました。あるところにはあると言うことで、あるエリアを探して無い時には別のエリアを探せと言うのは、ベイブレードの時に学習したはずだったのですが、クリスマスシーズンの慌ただしさの中ですっかり忘れておりました。
まあ映画の人気がゲームの品薄状態を引き起こしたと言うことですが、映画の人気に便乗しようとしているのはゲームソフトばかりではありません。
「かくれくまのみ」という可愛らしいキャラクターの登場を、水族館が見逃さなかったようです。鳥羽市にある鳥羽水族館は、大規模な水槽を持つ本格的な水族館の一つですが、今「ファインディング・ニモ」をテーマにした熱帯魚の特別展示を行っています。
元々この水族館には別の種類の「くまのみ」はいますが、「かくれくまのみ」はいなかったようです。そこで入り口近くの特設水槽に「かくれくまのみ」を始め、ディズニー映画に登場するいろいろな種類の熱帯魚を展示しています。
水槽の横には、映画で出てくる熱帯魚がパネルで紹介されており、実際の写真と映画の中でのキャラクターの絵が並べて展示されています。
少し前のテレビ番組でも紹介されていたようですが、鳥羽水族館のパネルにも「かくれくまのみ」の生態に関する説明がありました。「かくれくまのみ」は、種を保存するために必ず雄・雌一対になるように、未成熟な個体は性が決まっていないそうです。群の中の雌が死滅すると、未成熟な個体の中から必ず雌が現れるというのです。
そうすると、父親のマーリンは当然雄ですから、新しく生まれた子供のニモは雌になって行く筈なのですが、映画の中のニモはどう見ても男の子のようなのです。
それともひょっとしてニモは雌なのでしょうか?映画の中での生物学的な設定に疑問が残るところです。
しかし水族館でイソギンチャクに戯れる大小の「かくれくまのみ」を見ていると、本当に映画のひとこまを見ているようでした。映画を見て熱帯魚のかわいらしさを再発見された方は、久しぶりに水族館を訪れるのも楽しいのではないでしょうか?