399.Blog化の是非 (2004/10/22)

「こしぱ WEBLOG」のとらじろうさんに楽しみにされているとは思いませんでした。かなりプレッシャーがかかっていますよ、とらじろうさん!


おっしゃるとおり、ブログに向いているサイトがあるのと同時に、向いていないサイトもある訳ですが、「ログ」と言うところからするとやはり日記系が文句なしに一番相応しいサイトなのでしょう。


日記と言えば、新しいエントリーを毎日のように追加していき、また後で読み返すことに楽しみがあるものです。つまりログ記録としての意味が重要になってきます。


私の場合は、ブログの持つ記録のためのアーカイブ機能、特にカテゴリーや期間ごとのサマリーが自動的に作られるところに魅力を感じます。


その反面、HTMLをFTPでサーバーにアップロードする今の方法には、すべてのファイルを自分で扱える安心感があります。ブログになると自動生成される部分に関してはブラックボックス化されてしまい、将来同じBlogがサポートされなくなった場合、再現できなくなる可能性があります。


ただ、今はホームページビルダーを使っていますが、これも以前に手でHTMLを書いていたのに比べれば自動的にいろいろなコードが加えられていますから、似たようなものかも知れません。


何よりホームページビルダーでインデックスを作るのは手間がかかりますし、ホームページビルダーを使うのにも少し飽きてきました。


当サイトがブログに向いているかどうかはあまり考えずに、取りあえず成り行きに任せて流行に乗ってみたいと思います。


MovableTypeを使いこなすのには時間がかかりそうですが、何とか動くようになりました。ただおそらくデザイン的にはあまり変えていないので、気付かれない方も多いと思います。


陣来霧さんも近々ブログ化されるそうで楽しみです。


さて、次回をホームページビルダーでの更新の最後といたしまして、401回目の更新からブログに移りたいと思います。

398.台風23号 (2004/10/21)

昨日の台風23号によって被害を受けられた方々に、お見舞い申し上げます。今年になってから10個目の台風上陸となってしまいました。また年間記録を更新したようです。


今年はUSでもハリケーンによる被害が甚大だそうです。台風やハリケーンは30年周期で多くなる年があるそうですから、ここしばらくは油断できません。


昨日午後7時頃帰宅したのですが、橋の上から見る川の流れは正に濁流で、川と言うより海に近いものがありました。川底の形によって波が上がるのですが、波の高さが1メートル以上はあります。


水害は恐ろしいものだと思いながら橋を渡り終えて振り返って眺めてみると、橋桁が今にも濁流に呑み込まれてしまいそうになっています。


「対岸の火事」ではありませんが、「橋から眺める濁流」も後から考えると恐ろしいものです。


今回の台風では停電になりましたし、付近の道路が陥没して通行止めになったままですし、川に掛かっていた送水管が流されてしまったようです。身近に台風の脅威を感じました。


今日、その川を改めて眺めてみると、昨日は3メートルほど水位が上がっていたようです。確かにそうでもなければ1メートルもの波が上がらないでしょうね。


私が小学生の頃、台風23号と24号が続けて近畿地方を襲ったことがありました。23号は雨台風で横殴りの雨が窓の隙間から入り込み大変でしたし、24号は風台風で多くの被害が出ました。昔の方が、台風の被害が大きかったように思いますが、その中でもこの2つの台風は印象に残っています。


今、台風24号が日本の様子を伺っているようですが、さらに日本への上陸記録を伸ばすことのないように願いたいものです。

397.ブログ準備中 (2004/10/19)

いつの間にかパーム系サイトの中でも、かなりの方々がブログに移行されておられます。時々ブログのことを耳にする度に、一体どんなものなのか様子を探っておりましたが、いまいちそのメリットがよく分からなくて遠巻きに眺めておりました。


ひょんな事で無料のブログ・ホスティングサービスのひとつであるBloggerを試してみたのですが、確かに一通りのセットアップなら15分あれば出来ると言うのに偽りがないのに感心したのであります。


思えばこれまでにも、無料ホームページが簡単に作れると言うふれ込みに誘われて試してみたことがありました。しかし、どれも簡単なのはセットアップだけでなく、出来上がったきたホームページも簡単(お粗末)なものだったのです。


そして、そのホームページは一切融通が利かず、お仕着せの仕様から変更することは出来ませんでした。ですから、簡単に作られると言う誘いに乗った人たちが試しに作ったホームページが、あちこちのサーバーに放置されているのです。


それに比べると、Bloggerのセットアップは簡単で、しかも一応の体裁は整っています。さらに、テンプレートの変更方法まで解説されていますので、かなりの自由度がありそうです。


ウェブからサイトの更新が出来るだけでなく、メールによっても可能だと言うのはありがたい事です。しかもディスクの容量は無制限です。


サーバーはUSにあると思われましたが、レスポンスも申し分ありません。Bloggerで決まりと思ったのですが、もう少し他のBlogについても調べて見ようとインターネットで調べていると、インストール型のBlogの方がさらに自由度が高いと言うではないですか!


Blogソフトはかなりの数が出回っていますが、その中で今使っているサーバーにインストールされているデーターベースに対応しており、一番実績がありそうなMovableTypeをインストールすることにしました。


取りあえず今準備中ですので、PalmTrotter400回更新記念として、Blogに移行したいと思います。


しかし、400回記念だなんて、まだ今年になってから100回書いていないではないですか?もう少しペースを上げないといけないですね。Blogならば更新のスピードが上がるのではないかと期待しています。では、新しくなるサイトにご期待ください。

396.ゴミクマと言われても、、、 (2004/10/19)

クマが冬眠を前に全国的に出没しているようです。クマと言えば北海道にいるものと思っておりましたが、ツキノワグマがこれほど日本中にいるとは思いませんでした。


軽井沢では数年前からクマが出没しているそうで、ゴミ箱をあさるクマのことを「ゴミクマ」と呼ぶそうです。人間が出すゴミは結構おいしいそうで、一度ゴミの味を占めるとなかなか足を洗うことは出来ないそうです。


USのヨセミテ国立公園内にあるヨセミテ・ロッジに泊まるとき、フロントで「車の中には一切の食品が無いことを誓約する書類」にサインをさせられます。ロビーにはビデオがおいてあり、クマが駐車中の車のガラスを破り、中から食べ物を見つけだして食べ散らかしている様子が延々と映し出されています。


問題なのは車が被害に遭うことだけではなく、このように車の中に食べ物がある事を知ったクマは、同じ事を繰り返すようになることです。


最近では、クマの好物リストの中にポテトサラダビーフジャーキーが加えられているそうですが、クマを人間の世界の食べ物から遠ざける事が必要です。


"Keep Bears Wild"は、ヨセミテ国立公園で3年越しで行っているキャンペーンですが、そのおかげでクマによる事故が減ってきているそうです。子供のクマに母クマが、自然の中から食べ物を探し出すことを教えることが出来るような環境を作り出すのが重要だと言っています。


新聞によると、今年になって急にクマが多く出没しているのは、夏の猛暑と異常に多い台風によって森の中の食料が無くなったためだとされています。すなわちこれらは今年特有の現象であり、クマの被害も今年に限ったことであるように考えられています。


しかし、一度人間の世界の物を食べてしまったクマたちが、ドングリを探すより人間の出すゴミを食べる方が楽だと考えても不思議ではありません。


クマと人間が接触することは、双方にとって不幸なことです。クマの生息域と人間の生活圏が交じり合わないようにする恒久的な対策が必要だと思います。

395.ダイエーはどうなるか? (2004/10/16)

ダイエー産業再生機構の支援を仰ぐ事になってしまいました。その経緯にはすっきりしないものがありますが、結局なるようにしかならなかったという感じがします。


マイカルが民事再生法の適用を決めた頃にはすでにダイエーも危なかったのですから、長い間引き延ばしたものだと思います。ダイエーが立ち直るために懸命に努力をしたにも関わらず、このような結果になってしまったのだと信じたいですが、実際のダイエーの店舗を体験してみると、全くの危機感は感じられませんでした。


関西、特に阪神間はダイエーのお膝元です。兵庫県にはダイエーの店舗が44あり、全国の都道府県で一番多いそうです。全盛期には神戸の三宮界隈には片手に余る数の店舗が肩を寄せ合い、食品から婦人衣料、男性専科や若者衣料、電化製品などを、それぞれ別のビルで取り扱っていました。


それぞれのビルには名前が付けられていて、メンズ・ダイエーとかレディス・ダイエーエレクトロ・ダイエーなど、三宮を歩くとダイエーを避けて通れないほどと言っても言い過ぎではありませんでした。


ただ、ダイエーはあまり高級なイメージはなく、特に電化製品などは今で言うディスカウントストアーのようなところもありました。


オーパやバンドールなど、新しくできたときには斬新でスマートだったのに、次第に色あせてきていつの間にか無くなってしまうところもたくさんありました。あまりブランドを大切にしている様には思えませんでした。


またダイエーでは最近でさえ店員が雑談をしている事が珍しくなかったですから、破綻しない訳がありません。


マイカルに続いてダイエーが関西系のスーパーで経営破たんするのは、関西経済の衰退を象徴しているようです。栄枯盛衰のなれの果て、次にその抜け殻を手に入れるのはいったい誰なのでしょうか?