398.台風23号 (2004/10/21)

昨日の台風23号によって被害を受けられた方々に、お見舞い申し上げます。今年になってから10個目の台風上陸となってしまいました。また年間記録を更新したようです。


今年はUSでもハリケーンによる被害が甚大だそうです。台風やハリケーンは30年周期で多くなる年があるそうですから、ここしばらくは油断できません。


昨日午後7時頃帰宅したのですが、橋の上から見る川の流れは正に濁流で、川と言うより海に近いものがありました。川底の形によって波が上がるのですが、波の高さが1メートル以上はあります。


水害は恐ろしいものだと思いながら橋を渡り終えて振り返って眺めてみると、橋桁が今にも濁流に呑み込まれてしまいそうになっています。


「対岸の火事」ではありませんが、「橋から眺める濁流」も後から考えると恐ろしいものです。


今回の台風では停電になりましたし、付近の道路が陥没して通行止めになったままですし、川に掛かっていた送水管が流されてしまったようです。身近に台風の脅威を感じました。


今日、その川を改めて眺めてみると、昨日は3メートルほど水位が上がっていたようです。確かにそうでもなければ1メートルもの波が上がらないでしょうね。


私が小学生の頃、台風23号と24号が続けて近畿地方を襲ったことがありました。23号は雨台風で横殴りの雨が窓の隙間から入り込み大変でしたし、24号は風台風で多くの被害が出ました。昔の方が、台風の被害が大きかったように思いますが、その中でもこの2つの台風は印象に残っています。


今、台風24号が日本の様子を伺っているようですが、さらに日本への上陸記録を伸ばすことのないように願いたいものです。