566.ミネソタ見聞録5: Treo700wをUSA Todayに見る (2006/01/16)

滞在しているホテルでは、フロントに毎朝新聞が積んであり、自由に持ち帰ることができます。週末だけはローカル新聞が置かれているのですが(私はこちらがお好み)、ウィークディはUSA Todayが置かれています。


USではどこでも手に入る全国紙で、毎週木曜日には"Personal technology"として、新製品の紹介記事などが掲載されています。1月12日号の記事で、Palm Treo 700wが取り上げられていたので、少しご紹介したいと思います。


結論から言えば、総評として4つ星が満点として3つ星の評価です。2年間のモバイル契約付きで399ドル、Verizonのネットワークが使えてGoogle Searchも利用でき、マイクロソフトのモバイル・オフィスとブルートゥースが内蔵されておりところが良い点。


悪いところは、PalmベースのTreoとは同じように使えないところ、すなわち何らかの動作には必ずPalmベースに比べて多くのボタン操作を必要とすることとされています。


Treo 7000wの最大の特徴は、マイクロソフトのOSで稼動するということより、Verizon Wirelessの高速ネットワークに接続することができることで、400-700Kb/sの通信速度を得るとしています。


画面の精度が240x240となるため、Treo650の320x320より解像度が落ちることと、画面が暗いことが指摘されています。また、直接太陽光を浴びると、認識が困難になるようです。今すでにTreo650を使っている人なら、Treo700wに切り替える程の魅力はないと断言しています。


これまでのPocket PCが、よりシンプルなPalmOSと同じようなユーザーフレンドリーなインターフェースを持つに至るには,大きなハードルを超えなければならないだろうと言っています。


初めてPCのOutlookと同期を取ろうとしたら、如何にもwindowsらしい訳のわからないエラーに見舞われたとのこと。PalmOSは、USでは健在と見ました。