滞在しているホテルでは、フロントに毎朝新聞が積んであり、自由に持ち帰ることができます。週末だけはローカル新聞が置かれているのですが(私はこちらがお好み)、ウィークディはUSA Todayが置かれています。
USではどこでも手に入る全国紙で、毎週木曜日には"Personal technology"として、新製品の紹介記事などが掲載されています。1月12日号の記事で、Palm Treo 700wが取り上げられていたので、少しご紹介したいと思います。
結論から言えば、総評として4つ星が満点として3つ星の評価です。2年間のモバイル契約付きで399ドル、Verizonのネットワークが使えてGoogle Searchも利用でき、マイクロソフトのモバイル・オフィスとブルートゥースが内蔵されておりところが良い点。
悪いところは、PalmベースのTreoとは同じように使えないところ、すなわち何らかの動作には必ずPalmベースに比べて多くのボタン操作を必要とすることとされています。
Treo 7000wの最大の特徴は、マイクロソフトのOSで稼動するということより、Verizon Wirelessの高速ネットワークに接続することができることで、400-700Kb/sの通信速度を得るとしています。
画面の精度が240x240となるため、Treo650の320x320より解像度が落ちることと、画面が暗いことが指摘されています。また、直接太陽光を浴びると、認識が困難になるようです。今すでにTreo650を使っている人なら、Treo700wに切り替える程の魅力はないと断言しています。
これまでのPocket PCが、よりシンプルなPalmOSと同じようなユーザーフレンドリーなインターフェースを持つに至るには,大きなハードルを超えなければならないだろうと言っています。
初めてPCのOutlookと同期を取ろうとしたら、如何にもwindowsらしい訳のわからないエラーに見舞われたとのこと。PalmOSは、USでは健在と見ました。