291.冬至とパームウェア (2003/12/24)

毎年年末のあわただしい時にやってくるものですから、知らない間に過ぎていることも多いのですが、ご近所からゆずを頂いていたのが冬至が近かったためだとようやく気付きました。22日が冬至で、23日が天皇誕生日、24日がクリスマスイブと、毎年のように年末にせわしなく過ぎて行きます。


冬至、春分、夏至、秋分はもちろん地球の公転によって起こる天文学的現象ですが、それ以上に四季の節目として生活に密着したものとなっています。


一年中で一番昼の時間が短い日ですから、これからは日一日と長くなって行くのですが、では一番短い昼の時間はいったい何時間ぐらいあるのでしょう?


この質問に答えを出す最適なプログラムが、私が愛用する"Earth&Sun"です。緯度と経度をセットしておけば、その日の日の出日の入り日照時間などが世界地図とともに表示されます。


地図には、太陽の光が当たっているところが表示されますから、世界中で今どこに日があったっているか一目瞭然です。どこに日があったっているかと言うことは世界中の時間が判ると言うことですから、世界時計としての利用が可能です。


地図上の任意の位置をタップすれば、当地の時間や日の出、日の入り時間が表示される上に、緯度や経度も表示されます。又、任意の2地点の距離を測ることもできます。


世界時計としての利用が中心ですが、暇な時は今日の日の出がいつかなどを見ていると、日の長さが分かり少しばかり季節感を味わうことができます。


まだインストールされていない方は、お試しになられては如何でしょうか?

283.みそ汁試食レポート (2003/12/16)

vega21.comで公開されましたみそ汁 forWin、早速試食してみましたので個人的意見を書かせていただきます。「ライバルはパームデスクトップ!」、と言う挑発的なコピーが、このソフトウェアがただ者でないことを物語っています。


以前、パーム社Palm DeskTop V4.0を公開した時、無料で使ってもらうことによってPIMのメリットを広く知ってもらい、その結果パーム本体の売り上げに結び付けようとした戦略を思い出しますが、果たしてみそ汁はPalm DeskTopを凌駕するのでしょうか?


Palm DeskTopのファイルにあるスケジュールの当日分を、小さいウインドーに表示してくれるのですが、あえて一言で言ってしまえば、これは「ポストイット」です。なかなか良いアイディアだと思います。ポストイットに一日分だけ書いて、終われば捨てる。まさにこの使い方に他なりません。


これに対してPalm DeskTopは予定表です(そのまま)。必要に応じて書き足したりできるボード状の物と考えられます。全体の予定を見渡すには良いのですが、当日忘れてはいけない事だけを表示するのには向いていません。


またPalm DeskTopは、常に表示するには大きすぎてすぐに他のウインドーの影になってしまいますが、みそ汁は小さいウインドーの為、いつもディスプレーの隅に表示を出しておく事ができます。


ライバルと言うことですが、みそ汁とPalm DeskTopは補完し合いながら使っていけると思いました。早速常用することになりそうです。


難点といえば、みそ汁のアイコンが少し目立つような気がします。会社で使う時は少しだけ気になります。


ところで、12月23日の14:00に、ふふふさんが誰と待ち合わせをされているのかが気になりますね。クリスマスプレゼントを買ってから待ち合わせて、ルミナリエを見た後食事ですか?うーん、想像力をかき立てますね!



269.14,800円のパーム (2003/12/07)

久しぶりに、大阪・梅田のヨドバシカメラのパーム売り場に行ったら、結構な人だかりでした。覗いてみたら、ソニーのクリエPEG-TJ2514,800円で売られていました。


また隣には、ザウルスが同じ値段で売られていたりして、来年の手帳買い換えをターゲットにしているのでしょうか、お客さんは真剣に品定めをされているようでした。14,800円のパーム機と言えば、私がVisor Platinumを手に入れたのも同じ値段でした。


1万円以下になると使い捨て感覚になる人もいるでしょうが、14,800円と言うのは耐久消費財としては一番安い部類になりますから、比較的購入しやすくなります。そういえば、任天堂のファミリーコンピューターも長らく14,800円で売られていたことがありました。


それにしても、同じ14,800円でソニーの最新機種が買えるというのは、ありがたいことです。以前のこの価格で売られていたのは、発売からかなり期間の過ぎた機種ばかりでしたから、本当のお買い得なのかもしれません。性能的・機能的にも、技術の進歩を反映して格段と向上しています。


話はそれますが、先週のテレビのサザエさんの中で、かつおからスケジュールを尋ねられた波平さんとマスオさんが、分厚い手帳を持ち出して予定を確認する場面がありました。


彼らが普段から分厚い手帳を使うような仕事をしていたか疑問が残りますが、このようなシチュエーションでパームが登場すれば、宣伝効果がかなりありそうです。


昔、ワイヤレステレホンが流行るきっかけを作ったのが、トレンディードラマでした。パームを駆使するようなドラマがあれば、新しいパーム普及のきっかけにならないでしょうか?


例えば「刑事コロンボ」のような探偵が登場する連続ドラマで、パームに集めていった証拠が犯罪解決の決め手になるなどと言うのは如何でしょうか?


あるいは、「IT版遠山の金さん」で、「やいやい、ウソばっかり並べ立てやがって。てめえら、このパームの液晶画面に見覚えがねえって言うのかい?」、なんてのもよろしいかと。


勿論、途中に入るCMは全てパーム関係の製品が並ぶのです。まあプロモーションドラマと言ったところでしょうか。どこかにパーム好きのプロデューサー、いらっしゃらないでしょうか?

268.パームナイトを聞き終えて (2003/12/06)

今、23時の再放送を聞き終えたところです。21時の放送を逃した時は焦りました。いや、聞こうとしていたのにパソコンがうまく立ち上がらなくて、四苦八苦している内に20分が過ぎようとして、最後の手段のノートブックパソコンを立ち上げた時には、既にふふふナイトは終わっていたのでした。


満を持して、23時の放送はまんじりともせず、全ての日常生活を中止してパソコンを万全の状態で立ち上げて、やっと20分間の特別放送を聞き終えたのでした。あー疲れた!


そもそも、私のパソコンとエアーボンチは相性が悪く、おそらくOSの問題であると思うのですが、時間が経つと音が歪んでまたリセットしなければならなくなるのです。


出だしのレッド・ツェッペリンの曲を聴いたときは、「カットジャパン1310」かと思いましたよ(ローカルネタ)。


最後のボクサーの歌は、一緒に歌ってしまいました。「ライ・ライ・ライ♪」


また、このような企画を期待しています。20分は少し短い感じがしましたから、30分ぐらいでお願いしたいと思います。いや、面白かったです。


エアーボンチを聞かれている方で、パームの愛用者とそうでない方と、どのぐらいの比率であるのか知らないのですが、パームを知らない人はどのように聞かれたのか興味があるところです。


実はふふふさんのお声を拝聴するのは初めてだったものですから、想像していたのと少し違っていました。そもそも、想像自体が限られた情報からしていたので、想像と一致する事の方が稀かも知れません。


サイトの更新ネタに困った時の秘策を紹介されておられましたが、確かにネタに行き詰まった時には、何か奥の手を出したくなるものです。疲れたときの栄養ドリンクみたいなものでしょうか。


紹介された秘策にはそれぞれにオチが付いていて、秘策というよりべからず集と言った感じでしたが、サイト管理者の先輩からの忠告(悪魔のささやき)として謙虚に心に刻ませていただきました。


お湯をかけて3分待てばネタが浮かび上がって来る、インスタントラーメンみたいなものはないものでしょうか?みそ汁の次に、是非期待しております。

262.パームと旅行 (2003/12/02)

今回の旅行にも、愛用のm100を持参したのですが、小さい筐体でいろいろなデータを持ち歩くことができるのは、荷物を少なくしたい旅行においてはありがたいことでした。


最近は、旅行のガイドブックを持ち歩かないので、本当に必要なだけのデータを保存して持ち歩くことができるのは助かります。


ただ今回も2回ほどあったのですが、ホテルが予約と違う宿泊条件を提示してきたりした時には、パームの画面を見せても良くわかりませんから、飛行機やホテルの予約情報に関しては、予めプリントアウトして持っていくことがやはり必要です。


旅程に関してのデータがすべて入っていますから、旅行中に何十回とそれらの情報を参照しました。すべてを紙で持参することに比べて、はるかに楽であったと思います。予定表には予め日程を記入しておき、夜には終わった日ごとに実際の行動を元に日程を修正すれば、日記として記録を残すことができます。


さて、今回は全くITに関係する場所に行かなかったので、PDAに関する情報を集めることができなかったのですが、途中のホテルで見た新聞に、GPS内蔵のPDAの広告がありました。


おそらくこれまでも話題になっているのでしょうが、Garmin iQue 3600の広告が新聞の本誌(折り込み広告でなく)に載っていました。$399だったと思いますが、定価からするとかなりのセール価格なのかもしれません。


PalmOS 5200MhzのCPUで、音声案内も可能だということですが、GPSとして使った時には2時間しかバッテリーが持たないと言うことで、車載時のチャージャー機能付きクレードルの発売が待たれているようです。


今回レンタカーで走り回っていると、確かにカーナビゲーションが欲しいと思うのですが、PDAで実現することにどれほど意味があるかはよくわからないところです。


ハーツなどでは、カーナビつきのレンタカーもあるようですが、高い料金のことを考えるとやはり地図に頼る事になります。こんな時、持参のPDAがカーナビになればうれしいのですが、高価なMap
CDをその地域ごとに用意しなければなりませんから、結局現実的ではなさそうです。


ところで、USやヨーロッパでは、インターネットでトラベルルート作りが簡単にできるサイトがいくつかあり、それらに従えば大概は問題なく目的地にたどり着くのはうらやましい限りです。


日本では、たとえルートを作っても都市部では渋滞によって思うように走れないでしょう。カーナビゲーションには渋滞情報も取り込んで案内する物もありますが、道路政策における計画性に大きな差があるといつも感じます。


ところで、今回閉口したのはカリフォルニアのハイウェイの出口の表示が通り(Street)の名前だけで、行き先の都市の名前が表示されていないことでした。


勿論インターネットでルート作りをしておけば、出口の番号と共に通りの名前が指示されていますから、間違えることなく目的地に向かうことができます。


サウサリートに行くのに"ALEXANDER AVENUE EXIT"で出なくてはいけないとは、地図を見ているだけではさっぱり判りません。MapQuestYahoo Mapの有り難さを実感した次第です。


日本にいると、色々進歩していて便利になったなと思いますが、USに来てみるとまだまだ追いついていないなと思うことが多々あります。置いてきぼりを食わないようにするのは大変です。