今回の旅行にも、愛用のm100を持参したのですが、小さい筐体でいろいろなデータを持ち歩くことができるのは、荷物を少なくしたい旅行においてはありがたいことでした。
最近は、旅行のガイドブックを持ち歩かないので、本当に必要なだけのデータを保存して持ち歩くことができるのは助かります。
ただ今回も2回ほどあったのですが、ホテルが予約と違う宿泊条件を提示してきたりした時には、パームの画面を見せても良くわかりませんから、飛行機やホテルの予約情報に関しては、予めプリントアウトして持っていくことがやはり必要です。
旅程に関してのデータがすべて入っていますから、旅行中に何十回とそれらの情報を参照しました。すべてを紙で持参することに比べて、はるかに楽であったと思います。予定表には予め日程を記入しておき、夜には終わった日ごとに実際の行動を元に日程を修正すれば、日記として記録を残すことができます。
さて、今回は全くITに関係する場所に行かなかったので、PDAに関する情報を集めることができなかったのですが、途中のホテルで見た新聞に、GPS内蔵のPDAの広告がありました。
おそらくこれまでも話題になっているのでしょうが、Garmin iQue 3600の広告が新聞の本誌(折り込み広告でなく)に載っていました。$399だったと思いますが、定価からするとかなりのセール価格なのかもしれません。
PalmOS 5で200MhzのCPUで、音声案内も可能だということですが、GPSとして使った時には2時間しかバッテリーが持たないと言うことで、車載時のチャージャー機能付きクレードルの発売が待たれているようです。
今回レンタカーで走り回っていると、確かにカーナビゲーションが欲しいと思うのですが、PDAで実現することにどれほど意味があるかはよくわからないところです。
ハーツなどでは、カーナビつきのレンタカーもあるようですが、高い料金のことを考えるとやはり地図に頼る事になります。こんな時、持参のPDAがカーナビになればうれしいのですが、高価なMap
CDをその地域ごとに用意しなければなりませんから、結局現実的ではなさそうです。
ところで、USやヨーロッパでは、インターネットでトラベルルート作りが簡単にできるサイトがいくつかあり、それらに従えば大概は問題なく目的地にたどり着くのはうらやましい限りです。
日本では、たとえルートを作っても都市部では渋滞によって思うように走れないでしょう。カーナビゲーションには渋滞情報も取り込んで案内する物もありますが、道路政策における計画性に大きな差があるといつも感じます。
ところで、今回閉口したのはカリフォルニアのハイウェイの出口の表示が通り(Street)の名前だけで、行き先の都市の名前が表示されていないことでした。
勿論インターネットでルート作りをしておけば、出口の番号と共に通りの名前が指示されていますから、間違えることなく目的地に向かうことができます。
サウサリートに行くのに"ALEXANDER AVENUE EXIT"で出なくてはいけないとは、地図を見ているだけではさっぱり判りません。MapQuestやYahoo Mapの有り難さを実感した次第です。
日本にいると、色々進歩していて便利になったなと思いますが、USに来てみるとまだまだ追いついていないなと思うことが多々あります。置いてきぼりを食わないようにするのは大変です。