■PDA愛好型
だいたいパームを好きで使っていた訳ではないので、今パームがじり貧になっていることすら知らないことが多い。今のパーム機の調子が悪いのでそろそろ買い換える時期かなと思っていたのだが、偶然にも携帯電話もぶっこわれてしまったので、ついでにPDA売場を覗いてみた。
すると以前より狭くなった売場に辛うじて並んでいる機種はどれも結構な値段になっていて、そこでやっとパームと言う名の製品が売場にないことに気付くが、販売店がパームを取り扱わなくなったものと勝手に納得し、ハードディスク内蔵のザウルスを買って行った。
■ソニー愛好型
電気製品はソニーでなきゃイヤッ!ソニー製の洗濯機が発売されたら、発売日に並んで買うことを夢見ている。CLIEがなくなってもソニーは永遠に不滅だと思っているので、あまりパームにはこだわらない。
ソニー・エリクソンの携帯電話とバイオUがあれば、CLIEがなくなってもそれほど不自由はしない。サイズ的に同じ部類に入るPSPも実は欲しいところであるが、ソニー・コンピューター・エンターテインメント製を純正のソニー製と見なすことが出来ず、心の中で葛藤している。
しかし、今使っているCLIEが本当に壊れた時は間違いなくPSPを手に入れ、「It’s
a SONY!」とあっさりソニーの製品として認めてしまう。
■パーム・ワン愛好型(旧パーム・コンピューティング愛好型)
いまだにパームV系を使い続ける愛好者も多く、またTungsten、Zire、Treoと選択肢も意外と多い。そもそもパーム・ワンが日本市場から撤退したときから日本では買うことが出来なくなったので、CLIEが日本で売られているかどうかはさほど重要ではない。
そう言う意味では安泰なのであるが、一番気になるのはやはり日本語環境であろう。日本市場から全くパーム製品がなくなりパームを使い続ける人が減れば、J-OSが継続され続ける保証はないと不安に思っている。
しかし、パーム・ワンが製品を出し続ける以上は使い続ける覚悟は出来ているので、英語版パームでも我慢するし、中国語、韓国語バージョンでも使いこなすつもりである。
■手帳使いこなし型
パームのPIM機能を愛した為にパームユーザーになったのであるが、パーム・ワンもソニーも一向にPIM機能の改善をしてこなかったため、最近ではパームを使い続けることに疑問を感じ始めていた。
そこで、今年からは紙の手帳も併用して使い始めたのだが、小さな文字を書き込むことの面倒くささにうんざりしていたところ、1ヶ月も経たないうちからどこかでなくしてしまった。自分はもう紙の手帳に戻れない体になってしまったことを実感するのであった。
仕方がないので、今新品の時の定価よりプレミアムが付いて高くなってしまった中古のパームを、あちこち探し回っている。