87.デジタル一眼レフカメラシステムを考える: 予告 (2003/05/01)

一眼レフカメラは、本格的に写真を撮ろうとすると、誰もが必ず一度は手にするカメラの代表的な形式です。しかし、その一眼レフも、最初の頃は高価であり、撮影に技術を要した為、プロカメラマンや一部ハイアマチュアの為のものでした。


その後、自動露出や自動焦点の進歩により、誰でも簡単に失敗のない高品質な写真を、撮る事が出来るようになりました。


また、最近は入門機として家族写真を撮る事を主なターゲットにした一眼レフも増えてきた為、フィルム式の一眼レフに馴染んだ人も多くなっています。このような既存の一眼レフのユーザーが、今後デジタルカメラに移行していくとすれば、デジタル一眼レフの市場は広がってくるものと予想されます。


これから数回に渡って、デジタル一眼レフのシステムカメラとしての可能性を探ってみたいと思います。何分手持ちの情報が十分ではない為、私の勘違いなどによって、正確性に欠ける可能性がありますが、その際はどしどしクレームして頂きたいと思います。


では、始めさせて頂きます。