(冗談としてお暇つぶしにご覧ください。)
真紀: 「どうしたの、なんだか暗いわよ。顔色も悪いし。」
美代子: 「お金を取られちゃって、大損よ!今月の生活費に困ってしまうわ。今日昼ごはん、驕ってくれるなんて言わないよねぇ?」
真紀: 「じゃ、この前驕ってもらったから、お返しに驕るのはいいけど。取られたって泥棒にでも入られたの?」
美代子: 「手帳を落としちゃったのよ。たぶん電車かどっかで。」
真紀: 「手帳にそんな大金、挟んでいたの?」
美代子: 「インターネット・バンキングよ。手帳に口座番号と暗証番号を書いていたのよ。」
真紀: 「どうして、そんな大事な事を、書いておいたのよ。」
美代子: 「大事だから、書いておいたんじゃない。それに、思いっきり凝った暗証番号だったから、覚えられなかったのよ。」
真紀: 「他人が見てもわからないように、暗号化して書いておけばよかったのよ。」
美代子: 「そんな事したら、暗号がわからなくなったら思い出せないじゃない。そもそも、暗号化できるぐらい賢かったら、暗証番号覚えてるわ。」
真紀: 「それもそうね。」
美代子: 「あなたも、インターネット・バンキングやってるって言ってたけど、気をつけたほうがいいわよ。」
真紀: 「ありがとう。でも、私は、パームのメモ帳に書いているから、もし落としたとしても他人には、見られないわ。」
美代子: 「何のんきなこと言ってんのよ。もし拾った人に悪意があったら、すぐに暗証番号を見つけてしまうわよ。」
真紀: 「じゃ、これ私のパームよ。暗証番号を探してみて?」
美代子: 「そんなの簡単よ。こうやってどっかのボタンを押せば、そのメモ帳が出てきてー、、、あれパスワードを入れろですって!」
真紀: 「そうよ。ロックしておけば、誰かに拾われても、悪用されることはないわ。ロックするのを忘れても、プライベートにしておけば大事なデータにはアクセスできないわ。」
美代子: 「なになに、”これを拾った方はここに電話してください。謝礼を差し上げます。”だって。これだったら、いい人が拾ってくれたら、戻ってくるかもしれないね。」
真紀: 「でも、落とさないのが一番よ。お互い気をつけましょ!」
美代子: 「新しい手帳買うのやめて、私もパームを買うことにしたわ。」
真紀: 「あなた、生活費もないんでしょ!」
美代子: 「ヘソクリは、こんな時のためにあるのよ。」
真紀: 「ヘソクリで買うなら、クリエがいいかもね。」
美代子: 「何よそれ?」
真紀: 「ううん、単なるダジャレ、業界用語よ。買いに行く時、一緒に付いて行ってあげるよ。いつ買いに行く?」
(ここからナレーション)
IT時代になって
今まで以上に個人情報が狙われています
あなたの手帳は大丈夫ですか?
使い込んだ手帳には
あなたの財産が
挟まっているかもしれません
価値ある財産を守りたいあなたの手のひらに
パーム・コンピューティング
没