692.近況報告 (2009/06/03)

2ヶ月近くサイトの更新をさぼっておりました。皆様にはお変わりはございませんでしょうか?


さて、5月の連休にセットアップするつもりで、4月6日にeXpansysにオーダーしておりましたpalm centroですが、いまだに届いておりません。


おかげで連休には家族サービスが十分にできたものと自負いたしておりますが、さすがに痺れを切らして問い合わせてみると、やっとイギリスの倉庫に入荷したので今から香港の倉庫に転送するとのこと。日本へは香港の倉庫に着いた後、再度出荷されるとのことです。


クレジットカードからの引き落としはまだされていないので、香港から出荷された時点で支払いが発生するのでしょう。


そうこうしている間にpalm preが正式にアナウンスされましたから完全に話題から遅れてしまいましたが、それはそれとして常用Palm機がない身としては早く到着しないかと待ち続けている毎日です。


さて5月からの世間の話題としては、何といっても新型インフルエンザでしょう。早々と安心宣言(安全宣言でないところがミソ)をするなど、経済への影響を最小限に抑えようと必至なのは仕方がないかもしれませんが、過去のスペイン風邪などの経験を十分に生かして判断しているか甚だ疑問です。


罹ったとしてもタミフルリレンザがあるから安心だという風潮がありますが、20世紀初めに新インフルエンザが流行ったころと較べて、医学の進歩はそれだけであることことに不安を感じます。


USでは重篤化の危険性がある患者以外には、耐性ウィルスが生まれる可能性を最小限に抑えるためにタミフルを処方しないとのことですから、最後の手段として取っておくべきものなのでしょう。


臨時に建てられた発熱外来のテントと、そこに待機するマスク姿の医師や看護人の姿は、スペイン風邪が流行した時の新聞記事にある写真とほとんど変わらないように見えます。


秋から第二波が始まるといわれていますが、少なくとも今回指摘されている初動態勢の不備などの経験を生かして、100年前と同じ轍を踏まないように心掛けたいものです。


さて話は変わりますが、歴史を学ぶことは、単に過去のことを知って知識欲を満たすのが目的ではなく、過去を振り返り将来に備えたり、未来をあるべき姿に導いていくのが本来の目的であると思います。


そこで、久しぶりに特集として、USにある歴史博物館を紹介してみたいと思います。そこには日本にはない、ワンダーなおもしろい体験が待っています。ぜひご一読ください。