「明日から台湾に行ってサポートしてこい!」と毎度突然の出張命令。別に台湾は好きですからいつでも飛んで行きますが、そんな急に飛行機が取れるかなと、いそいそと旅行会社に電話してみます。
帰りの日程変更が可能な航空券を依頼すると、キャセイ・パシフィックではFIXに比べて倍ほどの値段になってしまい、何と14万円の正規運賃になってしまいます。
ところがエバー航空ならその半額以下で、帰りの日程を変更することができるそうなので、これに決定。
台湾フリークな人に聞いてみると、敢えてエバー航空を選ぶほど人気があるとのこと。海運会社が経営しているそうですが、確かにエバーグリーンの貨物船は写真で見たことがあります。ホテルはグランド・フォルモーサ・リージェント。フォーシーズンズ系列とのことですので、間違いはないでしょう。
今回は、前回のように2泊3日ではなくもう少し長くなりそうなので、以前5年ほど台北に住んいた友人夫婦に台北のおもしろそうな所をメールで聞いてみました。ほどなく返事があり、グルメを中心とした情報をいただきました。これを今回の課題として、台湾を楽しんで来ることにいたしましょう。
と言っている間に桃園国際空港に到着。東京に出張するのとさほど変わりません。エバー航空は機体も新しく、なかなかサービスもよかったのですが、何せたった2時間のフライトですからあまりサービスの差は気になりません。それより、エバー航空は新しいターミナル2から発着するのが一番のメリットと言えるでしょう。
さて、到着ロビーについて台湾ドルを手に入れるのですが、台湾のATMは英語モードにしても一部は中国語のまま表示されることがあります。何が起こっているのかよくわからないままに、現金は出ないでカードとレシートだけがつき返されるのですが、レシートには中国語しか書かれておらず見当がつきません。
隣にあった銀行の窓口がATMと同じ銀行だったので聞いてみると、レシートのMSG#の欄に何らかの数字が書かれている場合は、すべてエラーだとのこと。どうもこのクレジットカード(AMEX)は扱っていないらしいので、別のカード(JCB)を試すと今度はビンゴー!これでタクシーに乗れます。
しかし、空港からのタクシーは飛ばすこと飛ばすこと。それとどうしてこちらのタクシーの窓には、中途半端なカーテンがあるのでしょうか? 左右に大きく振られ、飛びゆく景色を眺めながら、いざ台北に出陣です!