658.エクスプレス予約 (2008/03/10)

最近、東京に出張するときの新幹線の予約には、「エクスプレス予約」を利用するようになりました。以前は任意のクレジットカードを使った予約サービスを使っていたのですが、それが廃止になったのを機に移行することにしたのです。


ただでさえ増殖し続けるクレジットカードを作ることは避けたかったのですが、インターネットで新幹線の予約ができるのは便利ですし、直前に予約を携帯電話から変更出来るのは魅力です。


さらに、指定席料金が割引されて通常の自由席の料金より安いとあれば、毎週のように東京まで往復する状況では採用しない訳には参りません。


さらに、3日前までの特定列車の予約では割引額が増えますので、出張が予想されるときには早い目に予約を入れておきます。3日前に予約して東京―大阪では片道あたり2000円ぐらい安くなります。


座席のリクエストができるので、暇があるときはできるだけ後ろの車両の座席を選ぶのですが、これにあまり凝りだすとなかなか席が決まらないので、適当に妥協することが必要です。


やはり後方の車両の方から予約が埋まっていくみたいで、少しでも安全な位置を確保したい気持ちは誰しも同じなのでしょう。


ただ、かなり以前にどこかで読んだ雑誌には、新幹線が走行中に先頭車両が衝突などを起こした場合には、16両すべての乗客が即死すると書かれていました。


確かに、在来線でも3両目まで大破した例がありますから、新幹線の場合運動エネルギーだけを考えたら、16両全部が悲惨な状況になることがあるかも知れません。


夜窓から眺める風景は、在来線のように流れていくといった感じではなくすっ飛んで行きますから、同様に方向性を失った新幹線がすっ飛んで行くのは当然といえば当然です。


東京からの帰りに、トンネルに入った途端に激しく揺れる時など、飛行機に乗ったのと同じような不安を感じることがあります。ですから、無事新大阪駅に着いた時には、地に足がついた安堵感があります。


ところで、最近キャスター付きのバッグをよく見かけます。空港などの広いところなら良いのですが、新幹線の駅のように多くの人がひと固まりになって歩いているところでは、バッグの存在に気づかずにつまづくことが多々あります。


新幹線から降りて地に足がついたと安堵感に浸っていると、思わず足元をすくわれるかもしれません。(すでにかなり経験しているらしい、、、)