昨年末にPalmDeskTopデータの消失があってからというもの、やはりPalm本体がない状態でのPalmDeskTopだけによるPIM機能には限界を感じております。(当たり前だ!)
今週の日曜日、とある用事のついでに9:30の開店直後の梅田のヨドバシカメラに行って参りました。いつもは仕事帰りに立ち寄るためなかなか店員さんが忙しくて相手をしてもらえないのですが、開店直後に行きますと,ブラブラしているだけでいろいろと声をかけてくれます。(相手にしてくれて実はうれしい。)
買い物のために訪れる時には目的の売り場まで一直線に行くため、なかなか世の中の動向を伺うことができないのですが、日曜の朝はその点、じっくりと売れ筋を掴むことができます。
さて、ブラブラしていてまず目に入ってきたのは、em・oneでありました。今なら契約込みで9980円と大きく書かれた札の横には、モックアップがワゴンから溢れんばかりに積まれています。
以前発売になった直後に,興味があって契約なしでの価格を尋ねたことがあったのですが、その値段の高さに立ち寄るべからずと決め込んでおりました。しかし、なかなかインターネットの接続に優れている様子です。
話を聞いてみると、今安く販売しているのは旧モデルだけで、新機種はそれなりの値段だとのこと。やはり旧型と新型との機能の差は大きいようです。
イー・モバイルはデータ通信を機能の中心に、携帯電話の牙城に進出しようと,なかなか挑戦的です。
逆に電話の機能やメール機能に関してはまだこれから開発が続いていくという感じです。新しいキャリアという意味では今後の動向には非常に興味があります。
同じ売り場にはem・one以外にもスマートフォンを数機種並べて、携帯電話+αの魅力を訴えようとしていました。PIM機能を追加することによって、他の携帯電話やネット端末と差別化しているということでしょう。
さて、かつてはヨドバシカメラの一等地の一角を占めていたPDA売り場も、今や電子手帳の一部としてザウルスの現行2機種が並ぶのみとなりました。ここまで来るとこれはPDA売り場ではなくザウルス売り場と呼ぶべきかも知れません。
日本語版のPalmがなくなった今、結局一番長く継続しているPDAとしてザウルスに移行することも考えたことがありましたが、Palmのシンプルさに比べると、その過剰な装備には少し抵抗感を感じます。
ところで、最近はスケジュールを管理しなければならない場面が増え、さすがにPalmがない生活に不便を感じるようになってきました。
そこでいくつかのPDAを調べていたのですが、その中で3つほど候補に挙がったものがあります。
次回は、その3機種について、私なりのPDAとしての評価を書かせていただきたいと思います。