さて2日目です。昨日と同じ地下鉄でオフィスに向かいます。
今回訪問した会社には受付があるのですが、ここにいる2人の若い女性たちがなかなか楽しい人たちで、中国語と英語と日本語が入り乱れた奇妙な会話が繰り広げられるのです。
今日のテーマは昼ご飯のメニュー。今日もまたお昼にランチボックスを取ってくれるそうで、弁当屋のメニューを持ってきて説明をしてくれます。そこには数種類の弁当が書かれていて、それぞれに入っているおかずの説明が書かれています。
せっかく台湾に来たのですから台湾料理を食べたいと伝えると、弁当はすべて台湾料理だと言います。女性たちはせっかく日本から来たのだから、いろいろな種類の料理を食べて欲しいと言ってくれます。
そこで、メニューの中の一つの弁当に入っているおかずについて、WEBの翻訳を使って日本語に変換して、紙に書いて持ってきてくれました。何と親切な人たちでしょう。
ふむふむ、なるほど「弁当A」に入っているのは、これらのおかずなのですね。
- あぶり肉
- 焼けにしゃがみます
- 塩漬け魚
2つ目のおかずを食べることが出来るかどうか少し心配になりましたが、まあ何とかなるでしょう。
少しお話をしている間に餃子の話題になりまして、日本では焼いた餃子がポピュラーだと言うと、台湾では焼き餃子は面倒でうまく焼くのが難しいから、茹で餃子がほとんどだと言うことでした。台湾家庭料理には作り易さが重要なのかも知れません。
お昼ご飯のお弁当もおいしく頂き、別にその後無性にしゃがみたくなることもなく安心して仕事をしておりました。夕方になって、今度は晩御飯に餃子を持って来てくれました。(食べてばかりの様ですが、その間にちゃんと仕事はしております。はい。)
しかも、焼き餃子と茹で餃子の両方を注文してくれていて、いっしょに酸味の効いた野菜スープも付けてくれています。その会社のエンジニア2人に台湾の事をいろいろと聞きながら、おいしく頂きました。
明日の飛行機までに時間があったので、午前中に観光で回れるところはないかと聞いたところ、台北の休日の朝は遅いとのこと。科学史博物館なるものがJCBのパンフレットにあったのでその評価を聞いたところ、その類は台中に立派なものがあって、台北のものは今一だとのこと。それではと他の博物館の情報を聞いて明日に備えたのでした。
夜も8時ぐらいになってきたので、彼らと別れてオフィスを出ました。さあ、これで仕事もすべて終わりました。(あまり仕事をしていないような気もするが、、、)
台北の夜と言えば、やはり夜市を見逃すわけにはいかないでしょう。地下鉄ですぐ隣の駅に景美夜市というのがあるようなので行ってみました。規模が小さいため、あまり観光客は来ないようですが、それなりの賑わいで面白いです。昔行った韓国の慶州の市場を思い出しました。
一往復してみて、その面白さにもっと大きな夜市に行きたくなり、台北最大と言われる士林夜市にも行ってみることにしました。
MRTの劍潭駅で下車してびっくり。細い通りを埋め尽くすほどの人出です。さすがに観光客もたくさん来ていて、日本人の団体さんもいらっしゃるご様子。さっきのローカルな夜市も良いですが、これだけの規模のものも見応えがあって良いです。夜市には、食べ物屋と衣料品関係が多いのですが、その他雑多なものが売られています。
人混みの中、結局大したものも買わない内に、夜市の端まで30分ぐらいでたどり着き、MRTの隣の駅である士林駅からMRTでホテルに帰りました。
金曜日の夜と言うこともあって、MRTは大混雑。台北の人たちは夜遅くまで外出すると見えて、かなりの人数の駅員がホームに出て乗客の整理をしています。あれだけ夜市に人出があるのですから、MRTが混むのも当然でしょうか。
金曜日の夜は、台北が一番エネルギッシュになる時間なのかも知れません。