昔からよく 「テレビ番組や雑誌で話題が下ネタに振れだすと、番組終了や廃刊が近い。」と言われます。今年に入ってからの当サイトが提供する話題は、まさに下ネタ満載で末期症状と言えるでしょう。
これではいかんと本来のテーマに戻して、Palmの話でもしてみようかと思うわけです。
もちろんPalmは今でもバリバリに使っていますとも!かばんに入れて毎日持ち運んでおりますですよ。ほらっ、あれっ電池が切れてる!
いや実は、今はどちらかと言うとスケジュール管理はPalm本体より、パソコンに入っているPalm Desktopで済ませてしまうことが多くなっているのです。
以前、「202.パーム・デスクトップはパーム・ハンドヘルドのライバル? (2003/09/23)」などという雑記を書いたことがあるのですが、Palm本体はPalm Desktopのバックアップとしての意味合いが濃くなってしまいました。まあそれだけ毎日パソコンにかじりついて生活をしていると言うことになるのでしょう。
ところで、最近雑誌に載っていたWindows Vistaの広告を見ていて、Windowsカレンダーについての説明に目が留まりました。よく読んでみると、
「なんだ、Palm Desktopと同じじゃねーか!」(いやっ「同じではなかろうか?」です。)
改めてマイクロソフトのWindows Vistaのページを探してみると、Windowsカレンダーの機能についての説明がありました。
1.個人の時間管理
個人の予定を簡単に作成することができ、予定が近づいてきたら分、時間、日単位で警告を出すことができ、また定期的な予定には週ごとや月ごとに繰り返すことができるそうですが、これらはPalm Desktopの予定とほぼ同じです。
また、個人のタスクに優先度や終了期限、説明を追加することができる機能は、ToDoそのものです。
2.共有カレンダー
ここで言うカレンダーの共有とは、同じパソコンを家族などで使っている場合に複数のスケジュールをひとつのカレンダーで管理することができるものです。
Palm Desktopではユーザーを選ぶことによってほぼ同等のことができると思います。複数の人のスケジュール表を並べて表示することができる機能は、その必要性があるかどうかはさておいて、Windowsカレンダーの特長かもしれません。
マイクロソフトのサイトには、共有カレンダーの利用例として、とても忙しい両親と3人の子どもがいる家庭の例を挙げています。
お互いのスケジュールを重ね合わせてスケジュールの調整が簡単にできると説明していますが、5人家族が1台のWindows Vistaパソコンを共有すること自体に無理があります。またただでさえ忙しい家族に、共有パソコンに全員がスケジュールを入れている暇があるのでしょうか?
3.カレンダー登録と公開
WindowsカレンダーはiCalendar形式によって、他のアプリケーシオンやWEBサイトと情報を共有することができるそうです。またスケジュールをWEBに公開して、特定の人だけが閲覧できるようにパスワードで保護することができると言うことです。
Windows カレンダーはWindows Vistaに組み込まれているそうですから、起動する手間はなさそうです。一昔前のグループウェアと同じ機能が簡単に使える点は便利かも知れません。
しかし、日常生活でスケジュールを管理するためには、Palmのようなモバイル機器は欠かせないと思います。そのうち携帯電話を使って、Windowsカレンダーで作成したスケジュールを利用できるようになるのでしょうか?
さて私も、Palmの電池を復活させて、Palm Desktopのバックアップを取ることにいたしましょう。(やっぱりバックアップかい?)