最近、レンタルサーバーの移転作業に勤しんでおりまして、更新が途絶えておりました。(途絶えるのはいつもの事ではありますが。) やっとサーバーの方も落ち着きましたので、トイレランキングのまとめをしてみたいと思います。(まだ続けるのか?)
まとめと言っても特に結論があるわけでもありませんが、やはりトイレにまつわる話ですから、最後のキレが重要かと思うわけです。
よく会社や学校のトイレを見れば、そこの程度が見えるものだと言われます。確かに勢いのあるショッピングセンターのトイレは設備が良くメインテナンスもしっかりしていることが多いですし、その逆に場末の商店街のトイレが立派であることは稀でしょう。
大阪の伊丹空港が国内専用ターミナルになった時に、一斉にターミナルビルの改装が行われました。それまではやや雑然としていましたがきれいな店が並ぶようになり、表向きは他の新設空港と遜色がなくなりました。
しかし、トイレにはほとんど手が入らず、設備的には30年前と変わらないままでした。ターミナルビルの近代化に於いて底上げが十分でなかった一例でしょう。
関西空港も開港から13年が経とうとしていますから、すでに最新の設備というわけではなくなりました。以前はピカピカに見えたトイレも、今や国際空港としては最低レベルに近いかも知れません。☆の数で言えば3つと4つの間ぐらいでしょうか。
最近トランジットで訪れた、ソウルのインチョン空港は最新の設備を誇りますが、トイレはそれ程誉められたものではありません。勿論4つ☆並の近代的な設備は持っているのですが、石鹸が切れていたり掃除が行き届いていなかったりと、メインテナンスが十分ではないように思います。
また、クアラルンプールのKLIAも、日本人の建築士が設計したターミナルビルは立派なのですが、その割にはトイレは☆3つと4つの間ぐらいの評価でしょうか。ビルが立派できれいになればなるほど、トイレの評価を上げるのは難しくなるのかも知れません。
私が知るかなり狭い範囲での5つ☆空港トイレは、デトロイト空港です。自動洗浄、自動コック、自動ソープディスペンサーに加えて、自動ペーパータオルサーバー(と呼ぶのかどうかは知りませんが)まで装備しています。現時点での究極の設備と言えましょう。ただ、センサーの感度が高すぎて、人が立ち去った後にペーパータオルが何度も垂れ下がってくるのは、改善の余地があるところです。
トイレにペーパータオルがあるのは、高級ホテルの証でもあります。日本のホテルでも、自動ペーパータオルサーバーが近い内に登場してくるでしょう。
トイレは文化のバロメーター。快適な生活に心地よいトイレは欠かせません。トイレは、「美しい国、日本。」を創りあげていく鍵を握っていると言えるのではないでしょうか?(トイレの鍵が一番重要だということだな!(意味不明))