Infoseekニュースに、「今どきの女性は、ダイヤモンドよりプラズマテレビの方が好きである。」と言うニュースが掲載されていました。米国の調査で、テクノロジー製品に対する男女差がなくなってきており、女性の75%は、ダイヤモンドのネックレスより、プラズマテレビを選ぶと答えたそうです。
米ケーブルテレビ会社の調査に基づく結果だそうですが、平均的に所有している電子機器の数は、男性6.9個に対して女性は6.6個とほぼ同数に並び、約半数の女性が、パソコンのトラブルを自分で解決していると答えたそうです。
正に男性の助けは要らないと言うことなのでしょうが、確かに駅の喫煙コーナーでタバコを燻らす女性の群を見るにつけ、男子と女性の差はなくなりつつあることを実感いたします。
ダイヤモンドよりプラズマテレビというのは、ダイヤモンドにもう興味がなくなったという事ではなく、「既にダイヤはいくつも持っているのでもう要らない。」と言うことかも知れません。
それだけでは宝飾より電子機器の方が好きだとは言い切れないと思いますが、少なくとも以前は全く興味がなかった電子機器が、欲しい物のリストに上がってきたことは確かなのでしょう。
さらに同じ調査では、56%の女性がフロリダ旅行よりプラズマテレビを望み、86%がブランドの靴よりデジタル・ビデオカメラが欲しいと答えたそうです。
これまで、女性は一般的に電子機器には興味を示さず、もっぱらファッションにこだわりを持っていると思われていました。しかし、ファッションにかけてきたお金を、電子機器に投じるようになってきているとすれば、これまでの商品開発の考え方を、変えていかなければならない時期に来ているのかも知れません。
確かにプラズマテレビや液晶テレビを買う時に、最も発言力があるのは主婦であるとも言われています。女性をターゲットにした商品戦略が、ますます重要になっていく事でしょう。
それでは、女性専用パームの構想でも練ってみますか? (今さら遅すぎるか!)