最近めっぽう忙しくなって来まして、サイトの更新もままならぬ状態になっております。これまでほとんど会社のオフィスに閉じこもりっぱなしだったのが、最近は東京への出張が多くなったため、ノートパソコンを担いで出かけることが増えました。
外出する必要がないときには、会社のデスクトップパソコンがあれば事が足りていたのですが、外出するとやはりモバイル環境がなければならず、会社のノートパソコンを持ち歩くようになったのですが、慣れない事も手伝ってやたらと重さが肩に食い込んでくるのです。
B5サイズなので比較的軽い部類にはいるはずなのですが、それでもずっしりと重く、通勤の満員電車での疲れを増長するには十分です。
ノートパソコンと言っても、その目的は外出先でメールを見るためと、PowerPointやExcelファイルをプロジェクターで投影するためにしか使わないのですが、それだけならPDAサイズの小型のもので代用したいところです。
実際、機能的にはPDAで十分カバーできるような気がしますが、大勢がノートパソコンを持ち込んでいる場面では、自分だけポケットからPDAを取り出す訳にも行きません。
ノートパソコンはモバイル機器の一つではありますが、どちらかと言えばポータブルと呼ぶべき大きさであり、ハンディーと呼ぶにはPDAサイズにならなければならないでしょう。
ハンディーラジオは持ち歩いても、ポータブルラジオをぶら下げて毎日歩く人はいないのと同様に、ノートパソコンを毎日持ち歩くのは元来無理があるように思います。
今、多くの人が抱えているノートパソコンがすべてPDAになれば、公衆無線LANを利用する機会も増えるでしょうし、W-ZERO3のような携帯電話と融合した機種も増えてくるのではないでしょうか?
ノートパソコンをもっと小さくしようという試みがいくつかありますが、ハードディスクの代わりに半導体メモリーに置き換える事が多いようですが、ハードディスクが小型化されてきたと言っても精密なメカの固まりには違いありませんし、外出時の衝撃に耐えるように設計されていたとしてもやはり限界があるでしょう。
真のモバイル機器は、やはりソリッドステートでなければならないと思うのは、真空管ラジオを知るオジン世代だけでしょうか?