インド人と聞けば思わず「びっくり!」するものと思い込んでいる世代ですので、余り意味はないのですがこのようなテーマにしてみました。特にびっくりするような内容ではありませんので悪しからず。
今週から男性と女性がそれぞれ1名ずつ、計2人のエンジニアがインドから来日してまして、一緒に仕事をさせて頂いております。これまで全くインドの方とは接したことがなかったので少し不安だったのですが、お会いしてみるとなかなかの好青年たちで(ただし年齢は不詳ですが)、久しぶりに仕事が楽しく感じる日々を過ごしております。
アジアの中でもインドは日本から距離的に遠いですから、これまで意外と接する機会がありませんでした。女性の方は以前USのテキサスで働いていたことがあったそうですが、インドからUSの東海岸へ行くときは、日本や韓国を経由するよりドイツのフランクフルト経由の方が近いそうです。
確かにそう言われてから地球儀を見てみると、インドから日本に行くのと、ヨーロッパに行くのはそれ程距離が変わりませんし、その後は太平洋より大西洋を越える方が楽なことは確かです。インドがアジアより、ヨーロッパやUSとのつながりを重要視するとしても、仕方がないことかも知れません。
インドと行っても広いですから、地域によってかなり社会性に違いがあるそうですが、南部の一部地域はここ10年ほどで急激にIT産業が発達し、IT開発の重要拠点になりつつあります。日本では中国の動きに目を捕らわれがちになりますが、インドでも技術立国を目指してかなりのテンポで進化を遂げているようです。血液型的にはB型が多い国民性ですから、理科系指向が強いのは頷けます。
よくインドでは技術者の引き抜きが盛んに行われていて、いわゆる仕事の定着率が低いとされていますが、聞いてみるとそうとは言い切れないようです。IT関連の会社自体の成長が激しく、人の入れ替わりが必然的に激しくなるのでそのような認識になっているようですが、日本のIT関連の企業でも同じようなことが言えるのではないでしょうか?
今回来た2人は、日本の連休が近いこともあってなかなか思い通りのフライトの予約が取れませんでした。特に帰りが日本のゴールデンウィークに重なってしまったため、予約には苦労をしたそうです。
インドからシンガポールまで4時間、トランジットで12時間待った後日本まで7時間ですから、丸一日かかっています。シンガポールでの待ち時間が短いフライトもあるようですが、急に出張が決まったため取れなかったようです。
さて、今回彼らは約1週間だけの滞在ですが、日本は初めてですのでいろいろと戸惑いもあるようです。短い期間ですが、この機会に少しでも日本を知ってもらえたら良いなと思います。