個人で事業を営む知人が、インターネットでの広告について調べて欲しいと言うので、ここしばらくアフェリエイトについて調べておりました。新聞のチラシではコストが掛かる割りに効果が少ないらしく、世間で評判のインターネットやらに広告を出してみようとしているのですが、如何せん情報を得るのが難しいようです。
広告内容に関連したウェブページだけを自動的に選択して掲載するため、むやみやたらと広告媒体をばら撒く新聞チラシ広告などよりも効率が良いとのことですが、果たしてそれ程うまい具合に掲載されるのでしょうか?
アフェリエイトの掲載サイトに関するパーム界の調査団体(?)としては、「ふふふPalm」と「パームボンチ・メロウライフ」が著名でありました。記事の内容と掲載される広告の関係を動的に調べ上げたレポートには感心させられた訳ですが、他人にアフェリエイトを勧める手前もう少し自分で分かってからにしようと、このサイトにもGoogleの広告を載せてみたのです。
これ、面白いですね。自分が一生懸命書いたページを見透かされているようです。地震の話を書けば、「充電手巻きラジオ」の広告が掲載され、ローマ字のことを書けば、「小学生の為の英語教室」の広告が出ています。
自分で思わずクリックしてしまうのが良く解ります。なんせ自分が興味を持った内容についての広告が飛び出してきますから。自分が書いた雑記が要約されているようで痛快です。
ただ、「手帳よりPDAの方が良いよ」と言う趣旨で書いたページに、システム手帳の広告が掲載されて来るのは何か挑戦を受けているような感じがしますが、それはそれで面白いと言えましょう。あまり営業に結びつかない内容、例えば小惑星の話等は公共サービス広告になってしまいます。
要するに文章の中でびびっと来るキーワードに反応するようですが、これまでのマス広告に比べて宣伝効果が高いことが予想できます。
デジタルテレビ放送が始まっていますが、ただ単にアナログ放送からデジタル放送に変えるだけでなく、様々なCMを視聴者の必要に応じて動的に送信するなどの付加価値を付けて行かなければ、インターネット広告の後塵を拝するかもしれません。
このあたりは同一の内容を一斉に配信する放送には難しいところかもしれません。しかし、今でも興味のないCMは録画してスキップする人が多いのですから、放送におけるCMの効果を高めていく方法を考えておかないと、放送そのものが通信に負け去るなんて事が、実際に起こり得るかもしれません。
panhead様、コメントありがとうございます。そうですね、なかなかうまい具合に適当な広告を選んで来るようです。あるいは、「この文章にそういう解釈があるか!」と言うような広告が出てくることがありまして、読者が増えたような気分です。
書いている時点では、「正確な広告効果を測定する」と「広告効果を分析できます」との二本が表示されています。本文をwordで要約させても「広告効果」という言葉は現れません。
やりますねえ、Google。