asahi.comに「スマトラ島沖でM8.9 インド洋沿岸、死者3千人以上」という記事が掲載されています。アジアのビーチリゾートも被害を受けていると伝えています。
インドネシアのスマトラ島の地震によって、マレーシアのペナン島やランカウイ等、タイのプーケット島などに津波の被害がでている模様です。年末の休暇でビーチリゾートを訪れている日本人の安否が気遣われています。
マレーシアのペナン島では、5メートルの津波によって繁華街が水浸しになったようです。地震の情報が行き渡っていないらしく、津波の危険を知らずに急に水が引いた海岸で遊んでいた観光客も多かったようです。
ビーチリゾートは、ただでさえ海に近い上に防波堤などはありませんから、津波がまともにやって来たらひとたまりもありません。
津波の程度は、陸地の直下で起こった地震か海洋性の地震かによって大きく異なります。数年前にグアムで大地震があったときには、さほど大きな津波は発生しなかったそうですが、数十メートルの高さに及ぶ津波も珍しくありません。
海外旅行で短期滞在する場合は、地震情報が入りにくい事もありますから、十分な高台へ素早く避難できるように準備しておかなければならないと言うことでしょう。
あるアジアのビーチリゾートでは、特定のホテルグループがテロの標的になっていると言う情報もあるそうです。
リゾートにはリラックスするために行くのが本来の目的ですが、同時に緊張感も要求されるようになって来ているようです。