315.テレビ放送を考える1: 予告 (2004/02/20)

大阪で初めてのパームユーザーの催し「Palm Day Osaka」が開催されると言うことで、パームコミュニティーでは盛り上がりを見せております。スタッフのみなさまも大変でしょうが、是非成功させていただきたいものです。


一昔前のように順風満帆であったパームならば勢いにのって何をやってもうまく行く雰囲気がありましたが、パームを始めとするPDAの市場が拡大しない環境がこう長く続くと、停滞感を感じることもしばしばです。


しかしそのような状況においてさえ、このようなイベントを興そうというパワーがあることはすばらしいことだと思います。出来れば参加させていただき、少しでもこのイベントの成功を後押しできればと思っております。


ソニーの新製品の話題もパームコミュニティーには良い刺激になっておりますが、PIMとしてのソニーからの新しい提案の今後の発展が気になるところです。これまでPDAの中心的な機能である筈のPIMが、長い間進化してこなかったのは疑う余地がありません。


進化の必要がなかったのか? あるいは技術的に進化できなかったのか? ソニーがその答えを見いだし、新しいPIMの姿を追求しようとしていることに大きな期待を寄せたいと思います。


ところで、最近テレビ放送業界の不祥事が相次いでいます。今日も偽札輸入事件番組編集問題が報道されております。また、昨日はサブリミナル(潜在意識)的表現手法の問題も発覚しました。


何かテレビ放送業界にただならぬ変化が起こっているのかもしれません。マスメディアの覇者であったテレビ放送を考えたとき、他のメディアのデジタル化の波にもまれて方向を見失っているように思えます。


どのような展開になるか分かりませんが、特集として数回に分けて考えてみたいと思います。もし興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お暇つぶしにお立ち寄りください。