298.六甲山人口スキー場 (2003/12/31)

大晦日はすいていると言うことで、六甲山人口スキー場に昨年から行くようになりました。今年でまだ2回目ですが、やはりこの日にのんきにスキーをしに来る人は少ないようで、狙い目と言えるでしょう。


ただし今日は昼から雨が降ってきて、さらに濃い霧が出てしまい、コンディションとしては最悪に近いものでした。


この六甲山人口スキー場は、神戸市にある六甲山の山頂付近にあり、今年が40周年になるそうです。40周年と言えば東京オリオンピックの頃から続いている事になりますから、今ほどスキーが一般的でなかった時代から始めて、よくこれまで続いてきたものだと思います。


スキー場は、カンツリーハウスと言われる施設の一部なのですが、冬以外の季節は池にボートがあったり、芝生の山があったりするリクレーションの施設になっています。これ以外にも、六甲山の山頂周辺にはオルゴール館があったり、レストランや展望台があったりして、行楽のシーズンには賑わっています。


それらの施設のほとんどは、阪神電鉄が古くから所有しています。標高900メートル程ありますから夏場は地上より温度が数度が低く、手軽な避暑地として古くから開発されてきたようです。


またこれら以外に公共の施設も多く、六甲山牧場森林公園などがあり、休日には多くの観光客がやって来ます。ただ、昔に比べるとやはり施設の老朽化が目立ってきており、人出も昔に比べれば減ってきています。


神戸の歴史や逸話にはよく六甲山が登場します。そういえばミノルタカメラのレンズの名前の「ロッコール」は、六甲山が由来です。


そして大晦日の夜から大勢の方が六甲山からのご来光を拝みに登山されます。さて、今年も後わずかになってきました。