299.大晦日と格闘技 (2003/12/31)

今年の大晦日は、紅白歌合戦と格闘技の視聴率比べが注目されていました。今、注目の一戦、ボブ・サップ対曙の対戦が終わったところです。


相撲は格闘技と言うには上品で、如何に体が大きいとは言え、格闘技として張り合うには業界が違うような気がします。曙が負けたとはいえ、よく健闘したと思います。


ところで紅白歌合戦の方は、その時間は捨ての時間のようでした。昔から、紅白歌合戦の裏番組として、様々な試みが民放各社によってされてきましたが、同じ歌番組をぶつけてきたり民放合同で番組を制作したり、どれもなかなか決定的に紅白歌合戦を上回ることは出来なかったようです。


ですから、紅白歌合戦は代わり映えしないと言われながらも、長い間大晦日のお茶の間に欠かすことが出来なかったのでしょう。


格闘技の番組が、視聴率の上で紅白歌合戦に勝てたかどうか興味がありますが、その結果によっては来年からの大晦日の番組構成に影響を与えることでしょう。


紅白歌合戦も勝敗を決める当たりは格闘技的ではありますから、来年からはもう少し勝敗にこだわったエキサイティングなものになることは期待できないでしょうか?