106.地震お見舞い申し上げます (2003/05/26)

今日、東北地方の広い範囲で地震があったそうです。お見舞い申し上げます。今回の東北地方の被害状況は、まだ把握されていないようですが、大きな被害にならないことを、そして一日も早く復旧されることを、心から願っております。


神戸地区では、震災後8年を経て喉元過ぎれば何とやらで、地震保険の契約率が低下してきているそうです。しかしながら、21世紀半ばまでに南海地震が予想されており、さらなる防災体制の整備が必要とされています。


阪神大震災は、直下型で震源が地下20キロメートルと浅かった為、揺れの周期が短かったのですが、南海地震は長い周期の地震が長時間続くと予想されています。


すなわち、高層ビルにより大きな被害をもたらすと言われています。そう言えば、グアムの地震では、平屋の民家よりにはあまり大きな被害がなく、高層ホテルの壁面や内部に大きな亀裂が走ってしまいましたから、耐震構造と言っても安心は出来ません。


また、南海地震における被害の多くは、数十メートルの高さになるとされる津波によると予想されています。阪神間では、南海地震の津波に備えて、地震発生後30分以内にすべての水門を閉じる訓練をしていましたが、不法駐車などによって、うまく機能しなかった例があったようです。


地震は、いつやってくるか分かりません。日頃から、物心両面の備えを欠かさないように、準備をしておきたいものです。