686.高速夜行バス乗り比べ1: 隣の乗客と運転手は選べない (2009/02/09)

さて単身赴任も半年も経ちますとさすがに慣れてきて、2週間に一度帰省するのが当たり前のようになって参ります。


しかし、帰省補助として会社から支給される金額では旅費が足りないため、夜行バスを利用することが多くなります。


最初はさすがに体力的にきついものがありましたが、これも慣れてくればそこそこ快適になってまいります。無理に寝ようと思えば思うほど眠れなくなるので、最初から寝ることはあきらめると気分的には楽にまります。(体力的にはしんどいままですが。)


最近は各社が工夫を凝らしてさまざまなバスの仕様がありますし、料金も週末と平日ではかなりの差がついていて、選ぶのもそれなりに楽しめるものです。


新幹線は利用日による料金の差が少ないですし、乗車時間が短いだけにあまり快適さに差を感じませんが、夜行バスではもともとがきついですから、いろいろな条件によってかなり快適さにばらつきが出てまいります。


ただ結論から言うと、結局バスの快適さは隣に乗り合わせる乗客次第で天国と地獄ほどの違いがあるのも事実です。こればかりは選ぶわけにはいきませんから、当たりはずれもゲームと思って楽しむより仕方ありません。


次に快適性に影響が大きいのは運転の上手さでしょうか。今は東名高速も中央高速も路面が荒れていますのである程度の上下動は如何ともしがたいのですが、運転で差が出るのはゆらっとした左右の揺れです。


ウトウトとしているところへ「ゆさっ」と大きく左右に揺れると、一回で目が冴えてしまいそのあとなかなか寝付くことができません。


ただ、同じバス会社でもいろいろな運転手さんがいらっしゃいますし、これも隣の乗客と同様選ぶことができず、その時の運に任せるしかありません。


隣の乗客と運転手の腕を選ぶのは諦めるとして、せめてバスの仕様や座席の快適性は自分の好みに合わせて選びたいものです。


たとえ運悪く隣に大柄な人が座ったとしても、座席の幅が十分あるならそれほど窮屈さを感じないかもしれません。


また、トイレつきのバスでない場合は、途中の休憩回数が多くなります。休憩時間は基本的に照明がつきますし、降りる人でざわつきますからどうしても目が覚めてしまいます。


そこで、好みには個人差がありますが、これまでに経験した夜行バス(東京~大阪間)の個人的なランキングを書かせていただこうと思います。