先週、東京方面に出張に行ってから体が熱っぽくてだるくなり、3日ほどほとんど寝込んだ状態になっておりました。
てっきり風邪をひいたものと思い込んでいたのですが、熱も体に感じるほどは実際には熱くなりません。頭痛もありますが、それよりも目の上、特におでこの辺りだけが異常に巨大化しているような感覚がありました。(ガキデカになったか?)
本当の風邪にしたら咳もほとんど出ません。そこで週末になって出した結論は、これは重度の花粉症。真偽のほどは確かめられませんが、唯一の根拠は、クリーニング屋のおばさんが昨日言っていたこの証言。
「今週は花粉きついわ~、クシャ~ン!!」
テレビのニュースで、煙の如くたなびく杉の花粉の映像を観ることがありますが、確かにあの勢いで放出されれば、かなりの濃度で大気中を舞うことでしょう。想像するだけで、鼻の奥がかゆくなってきます。
私の花粉症は、それ程年期が浅いわけではありません。春先の杉花粉だけでなく、ほぼ年中何らかの花粉の攻撃に敏感に反応しております。
ですから、これまでにも医者に診てもらったことがありますし、いくつかの民間療法も試してみました。しかし、今年も「桜が咲いた」、いや「鼻汁が垂れた」と言うことは、未だ改善を見ていないと言うことでありましょう。
そう言えば2年前、アメリカの先端医療なら治るのではないかと、淡い期待をもって訪れたメーヨークリニック。
全米の数ある医療機関の中で、必ず五指に入ると言われる有名な医療チームに掛かれば、私のアレルギー性鼻炎など、あっという間に解決してくれるに違いないと、はるばるUS中西部ミネソタ州の片田舎にあるロチェスターという街に行ったのでした。(実は出張で行ったついでに診てもらっただけ、、、)
以前にメイヨークリニックについては、「568.ミネソタ見聞録7: ミネソタにメイヨークリニックあり (2006/01/22)」で少し書かせていただいたことがあります。
今回はその時の受診記録を、Palmに残っている日記をもとに再現してみたいと思います。
ただし、あくまでも患者の立場での経験に基づいておりますので、医学的な記録としては必ずしも正しいとは限りません。どちらかと言えば、海外体験記としてお読みいただければありがたいです。
「アメリカの医療は本当に進んでいるか?」、「なぜ海外医療は高いのか?」などの疑問にも、一患者として意見を書かせていただこうと思っております。
それでは、「メイヨークリニック受診日記」の始まりです。