「女房と畳は新しいほど良い」などと言っていたのは、いつごろまででしょうか?今や女房と言う言葉はあまり使いませんし、畳の部屋もフローリングの普及によって減ってきました。今は、「新しくなくても、あれば(いれば)良い」といったところでしょうか。
久しぶりに東京に出張に行ってまいりました。いやぁ東京は活気がありますね。どんどん新しいビルが増えていて、あちこちにランドマークタワーと呼べる高層ビルが建っています。
新規にオープンする高級ホテルは、最高のサービスによって固定客を掴もうと、開業前から凌ぎを削っているようです。1泊4万円とか5万円クラスのホテルですから、最上のくつろぎ空間を提供することで競い合っています。飛行機で言えば、ファーストクラスやビジネスクラスに相当するでしょう。
一方、飛行機のエコノミークラスのように、安全で安ければ良いと言うカテゴリーがビジネスホテルです。ただ、やはり新しい方が気持ちがいいですし、だからと言って値段が特別に高くなるわけではありません。
いくらメインテナンスが行き届いていたとしても、やはり時間が経てばくたびれてくるものです。また最新の設備の方が機能的に優れていることも多いでしょう。
そこで、最近泊まったビジネスホテルの中で、新築物件を2つほどご紹介したいと思います。
まず1件目は、東京日本橋にあるトレストイン日本橋です。最寄り駅は茅場町ですが、東京駅からは歩いて15分ほど。日本橋の高島屋に寄っていけば、それほど距離を感じないうちに到着します。
東京証券取引所に近く、周りは銀行や証券会社が多いため繁華ではないですが、コンビニなどもあり不便はありません。
開業は今年の6月28日。今でちょうど一ヶ月が過ぎたところでまだピカピカと言った感じです。1階にコーヒーショップが入っており、朝食はここのセットメニューが無料で付いています。
この場所は、1887年に火力発電によって電灯線による電力供給が初めて行われた、「電燈供給発祥の地」だそうで、ホテルの前には記念碑があります。
それを裏付けるように、ホテルの経営は東京電力系の東電不動産が行っており、安心して宿泊することができます。
設備的には、20インチのフィリップス製液晶テレビが設置されており、インターネットの閲覧がパソコンがなくとも無料でできます。最近のビジネスホテルとしての設備は全て揃っており、ユニットバスはウォシュレット完備です。
隅田川までも近いですし、永代橋観光にもってこいです(?)。オープンキャンペーン中は、一泊6500円のようです。
さて、もう1件は横浜です。地下鉄関内駅からは2分、JRの関内駅からだと5分と言うところでしょうか。アパホテル横浜関内のオープンは今年の4月。横浜方面のご宿泊にはお勧めです。
アパホテルと言うと、電車の広告でおなじみの社長の顔の印象が強くて、さぞかしホテルもあくが強いのではないかと思ってしまいますが(私だけ?)、特にそのようなことはないようです。
このホテルの最大の特徴は、最上階の大浴場です。サウナに露天風呂までがあり、都会でリゾート気分(?)が味わえます。また、中華街まで歩いて10分程で行けますから、夕食の外出も楽しみの一つです。
設備も最新のビジネスホテルとして申し分ありません。シングルルームのお値段は6500円からですが、今なら5500円ぐらいのキャンペーン価格があるようです。
もうこれで東京と横浜のビジネスの宿は決まりです。
と言いながら、今は地球博に行くための名古屋のホテルを必至に探している最中です。どこか良いところありませんか?