■パームOS愛好型
パームOSと永遠の誓いを交わした限りは、あらゆる雑念には影響されない。世界中でパーム愛好家がたった一人になったとしても、それはそれで価値のあることと考えることができる。
近い将来、パームOSと結婚が認められるようになることを夢見ている。
おそらく、同姓同士の結婚が認められつつあるからと言っても、人間とソフトウェアの間で結婚が認められるのは、かなり未来のことであろう。
しかし、なにより相手がソフトウェアであるから、自分から裏切らない限り、相手に見捨てられる可能性はほとんどない。(バグが付き物ではあるが。)
そういう意味では、いい加減な人間相手に結婚するより安心して老後を迎えることができる可能性が高く、未来におけるトレンドになるかも知れない。
■おもちゃ好き型
おもちゃ好きは同時に、コレクターであることが多い。グリコのおまけに始まって、おもちゃ好きのコレクションは裾野が広い。
真のコレクター型になりきる事ができるならば、パームはこれからもおもちゃのコレクションとして、重要な意味を持ち続けるであろう。
■高級品志向型
高級品は、その永遠の輝きを楽しむところに醍醐味がある。従って最高級のパームにブランド物のケースを奢った最強のアイテムは不滅である。
また高級品は使い込むに従って、さらに品格を備えるものである。高級品が時間と共に磨きこまれた時、そこには古さや新しさといった画一的な価値観を越えた、芸術的な価値が生み出されるのである。
■改造マニア型
パームの改造にもそろそろネタが尽きていた頃である。思えば、パームほど改造心をくすぐるアイテムは、これまでになかったなとつくづく思うことがある。
もうこれからも、パーム以上に楽しめるものに出会うことはないだろう。
しかるにパームの改造はまだ当分やめられない。今度はリチウムイオン電池がダメになったパームに、燃料電池を搭載してみようと計画している。
■破壊マニア型
改造するつもりで破壊してしまったパームを、今更ながらもったいないことをしたと後悔している。中古市場に出すとしても、改造されてしかも動作しないから、単なるジャンク扱いである。
今度こそとiPodシャッフルをUSBメモリーに改造しようとしたら、また壊してしまった。トホホホ。
■アメリカ大好き型
もともと英語版を好んで使っていたので、今も青春を謳歌している。CLIEが売られていないのは少しさびしいのは確かであるが、USでパームが安泰であることの方がうれしい。
まだまだ購入意欲に燃えている。現役バリバリ。
■ペット愛好型
パームをペットのように可愛がってきた。最近元気が無く、食欲も衰えてきたようだが、ペットはいつか死ぬものと考えているので、自然には逆らおうとはしない。
しかもペット愛好者は、必ず次ぎもまた同じようなペットを飼うことがほとんどであるから、またどこかで新しいペットを探してくるだろう。
■CPUフェチ型
いつしかJackitoを使うようになっていた。全身CPUのようなコンセプトがたまらない。
最近のデジタル家電は、大量のデジタルデータを高速に処理するエンジンを内蔵しているようであるが、CPUらしさがなく物足りない。
シースルーの自動巻き時計があるように、CPUの中で駆け巡っている電子を見ることができるシースルー・デジタル機器の登場を、今か今かと待ち続けている。(シースルーにしても電子が見えるとは限らないが。)
■防弾チョッキ愛用型
こんな物騒な世の中だから、胸ポケットのパームは欠かせない。これなしでは不安で表を歩けないようになってしまった。
携帯電話やiPodでは小さすぎるから、パームの手のひらサイズがジャストフィット。
しかし、最近聞いた話では、紙の手帳のほうが弾が貫通しにくいそうな。それなら紙の手帳を買ってみるのもいいかなと思う。種類も豊富にあるみたいだし。