まだまだお正月気分の抜けない今日この頃。かろうじて300回年内更新を達成した反動と言えばそれまでですが、怠け癖がついてしまいこのままパームコミュニティーから消え去っていても、本人さえ気付かないのではないかと思います。
漫遊旅行者と言えどもあまり怠けていてはいけません。たとえそれに大した意味がない旅行であったも、自分なりに方向性を示さなければ意味が無くなってしまいます。そろそろ遅ればせながら2004年も始動致します。
とは行っても、実はここのところ毎日のように更新はしておったのです。サイトの模様替えと言いましょうか、ほとんど気付かれた方はおられないでしょうが、デザインの変更をしていますと、ああでもないこうでもないと結構凝りだして、しかし結局の所、ほとんど代わり映えしないところに落ち着いたりします。
これまで20個の雑記を1つのファイルにまとめていたのですが、その結果一つのファイルにいろいろなテーマで雑多な言葉が並ぶため、検索サイトから来られる場合期待していない検索ワードに引っかかることがありました。
そこで今年から、1つの雑記ごとにファイルを分ける事にしました。ファイルの編集作業がやりやすくなる目的もあります。この為Pilowebの切り出し設定を少し変更しております。お手数ですが、変更の程よろしくお願いいたします。
話は変わりますが最近の身の回りごととしては、子どもの小学校の育友会の活動で手紙を保護者に出さなければならないことがあるのですが、その中で使っては行けない言葉などが存在しています。
例えば、「子供」は差別用語だから「子ども」でなければならないとしています。「父兄」も「父母」も駄目で、その代わりに「保護者」を使わなければなりません。「父兄」という言葉は、小学校の国語辞典からも削除されていて、「ふけい」で引くと「婦警」しか出てきません。
また、「申し出る」は間違いで、「申しでる」にしなければならないとのこと。どうも一つの単語として認知された複合語は、その語源に関わらず漢字の後には全て仮名が来るようになっているようです。「~かも知れない」も「かもしれない」でなければならないそうです。
その他、接続詞、副詞、形容動詞などは漢字を使わないようにすることになっているそうで、「又」、「尚」、「所で」などは仮名でなければならないそうです。
私が小学校で習ったときは、知っている漢字は全て使いなさいと言われていましたから、どうしても漢字を使いがちになりますが、漢字が多すぎると硬い文章になってしまうこともあり、仮名を多く使う方が現代的な文章とされているようです。
言葉は時代の背景と共に変化していくのは分かるのですが、ただ数十年先の日本語がどうなっているか想像すると、少し怖い気もします。