32.アメリカンジョークその3 (2003/03/07)

このジョークは、20年ほど前にリーダーズ・ダイジェスト日本語版に掲載されていたものです。

ある時、四人の男が”幸せを感じるのはどんな時か?”という事について、議論しておりました。そこに居合わせたのは、イギリス人、ドイツ人、フランス人とロシア人でした。


まずイギリス人が言いました。


「幸せを感じるのは、仕事を終えて家の暖炉の前で、ロッキングチェアーに揺られて新聞を読みながら、隣に座っている愛犬の頭を撫でている時だな。」


それを聞いたドイツ人は、


「僕が幸せを感じるのは、苦労した仕事が上司に認められて昇進した時だ。」


と言いました。すると、横にいたフランス人が言いました。


「君たちの幸せな時って暗くないかい? 僕が幸せを感じるのは、出張で地中海沿いの町にいって、現地の女の子と友達になって、週末に楽しいバカンスの時間を過ごす時さ!」


すると、それまで黙って聞いていたロシア人が口を開きました。


「君たちは本当の幸せと言う事を理解していないようだね。本当の幸せは冬の寒い夜、寝ている時にやってくるんだ。


玄関を激しくたたく音で目がさめて、眠い目をこすりながら表に出てみると、制服を着た男が立っていて、


”秘密警察だ。イワン・ミショコビッチ、おまえをスパイ容疑で逮捕する!”


そこでこう言い返すのだ。


夜中にご苦労様です。でもイワンの家は隣なんです!!”」